トゥーク・ライリュウ
あらすじ・世界観のみ
シオン・カザリナは、仲間たちと共に魔王の城へと進む精鋭冒険者パーティの大切な一員だった。しかしある朝、パーティリーダーのガルド・エルステインから衝撃の知らせが届く。シオンは追放されたのだ。その理由は――「お前の料理が美味しすぎて、誰も冒険に集中できなくなったから」。 毎晩、パーティは焚き火を囲み、シオンの味噌汁を味わいながら目を閉じていた。シチューを作れば、会話はモンスター討伐からレシピの話題へと変わる。ガルドでさえ眠れず、翌日の朝食のことばかり考えていた。伝説の勇者パーティは笑いものになりつつあった。そこでガルドは決断を下した。 追放され、漂流するシオンは、かつてはモンスターの巣窟だったが今は食材の宝庫となった田舎町ヴァルトムに辿り着く。彼は廃業した宿を借り、小さなレストランを開く。やがて町の人々は彼の料理に夢中になる。若き冒険者トゥーク・ライリュウ、孤独な町長の娘リセット・ブルクト、そしてついにはガルドの旧パーティメンバーたちも。 しかし、危機が訪れる。近くの鉱山で封印されていたモンスター、飢餓獣ネクロサスが目覚めたのだ。ネクロサスは道中のあらゆる命を喰らい、力を増していく。
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