藤本 達也
あらすじ・世界観のみ
21歳の大学中退者、月実瑞希は、京都の古い町並みに110年の歴史を持つ家族経営の和菓子店「月見庵」に戻る。店は衰退の一途をたどり、常連客は高齢化し、毎月の赤字が積み重なる中、85歳の祖母・月見おはなは、伝統を守ることを何よりも優先していた。 そんな中、瑞希がこっそり店の和菓子をインスタグラムに投稿すると、その写真は思いがけずバズり、若い客層が店に押し寄せる。おはなは喜ぶ一方で、瑞希の行動に激怒する。以降のエピソードでは、瑞希がデリバリーサービスやTikTokのチュートリアル、インフルエンサーとのコラボを次々と展開し、売上を伸ばすが、祖母との溝は深まっていく。 転機は、インフルエンサーイベントの最中に訪れる。瑞希のマーケティングが偶然にもおはなの110年秘伝のレシピを暴露してしまい、大手製菓会社がそれを模倣して市場に偽物を大量に流通させる。SNSにはネガティブなコメントが殺到し、おはなは自分たちの遺産を商業化した瑞希を責める。打ちひしがれる瑞希だったが、諦めることはなかった。 解決策として瑞希は透明性を掲げ、祖母だけが成し得る繊細な技術を映した動画を制作する。「月見庵の強みは、11
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