読み込み中...
サトシ(17歳)は、なぜか現代の日本の高校に転生してしまった――しかも恋愛の仕組みがまったくわからない。ポケモンの世界では、戦いとパートナーだけに夢中だった彼だが、今ではただひたむきに自分らしくいるだけで、周りの心を次々とときめかせてしまう。 最初に落ちたのは、クラス委員長でサトシのトラブルを片付けるのに忙しく、顔を真っ赤にしてしまう霧島カスミ(17歳)。次に、明るく元気な転校生の木の実ヒカリ(17歳)が、出会ってわずか5秒で「この子は私の新しいミッションだ」と決める。そして、隣の席のクールな優等生、篠崎コジロウ(17歳)までもが、密かに感情を抱き始め、その自分に自己嫌悪を感じてしまう。 一方サトシは、ポケモンセンターがないことや、ピカチュウがいればドッジボールがもっと楽になるのにと嘆くばかり。彼にとって三人はただの友達。あくまで友達。幸せで致命的なほど鈍感なのだ。 文化祭がその舞台となる。サトシは四人全員を同じ模擬店に元気よく志願し、舞台裏では全面戦争が勃発。ついにカスミがキレて大声で告白し、ヒカリも続き、赤面するコジロウも声を上げる。三人を見つめたサトシは「でもみんな友達だよ
読み込み中...