日
日向ルリ
あらすじのみ
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天野ソウはごく普通の高校2年生――成績も運動能力も平均的で、特に取り柄はない。誇れることといえば、幼馴染みの日向ルリがずっと彼に片思いしていることだけだった。 ルリは熱狂的なオタクで、自分だけのオリジナルファンタジー世界を分厚いノートにびっしりと描き込んでいる。その世界は「グリムヴェルト」と呼ばれる、ふわふわの魔法生物や親しみやすい村人たちがあふれる、温かく平和な土地だ。そしてその世界の英雄は? すべてソウをイメージして書かれていた。 ある雨の午後、ソウ、ルリ、そしてクラスメイトの黒木ミオの3人が事故に遭う。ミオはルリとは正反対の性格で、暗く暴力的な物語が大好き。人を喰らう怪物や魂を蝕む呪いの話を自作している。 ソウが目を覚ますと、柔らかな草原の上だった。ルリとミオも隣にいる。3人は死んでいて――別の世界に転生していた。 そこはグリムヴェルト。まさにルリが書いた通りの世界。青い空、美味しい食べ物、温かく迎えてくれる村人たち。ソウはルリが英雄に与えたチート級の能力――剣術の達人、魔法の即習得、あらゆる才能に恵まれていた。ルリは真っ赤になって「絶対にソウくんがモデルじゃないからね!
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