レオン
あらすじ・世界観のみ
かつて蒼炎のレオンと畏れられた一流の冒険者、レオン(42)は、今や魔力を枯渇させた廃人として、辺境の街錆びた鉤爪で細々と暮らしていた。魔力が失われた原因は、20年前、仲間を守るために発動した禁忌の魔法命の代償だった。彼はその代償として、若さと魔力の大半を失い、残されたのは豊富な戦闘経験と、どこか諦めの混じった中年の渋さだけ。 ある日、依頼を受けて探索した古代遺跡沈黙の聖堂で、レオンは奇妙な紋章が刻まれた石板を発見する。触れた瞬間、紋章は彼の手に焼き付き、体内に激痛が走る。それは、失われた魔力を生命力そのもので補い、一時的に若き日の力を取り戻す生贄の刻印という禁忌の術式だった。力を取り戻した喜びは一瞬で、代わりに湧き上がってきたのは、長年抑え込んでいた激しい戦闘衝動と、異性への露骨な欲情――色欲だった。 力を取り戻したレオンは、街で横行する魔物討伐に名乗りを上げ、瞬く間に噂を呼ぶ。その活躍を聞きつけ、二人の女性が彼の前に現れる。一人は、妖精族の剣士ルナ(28)。高潔で聡明だが、どこか古風で、レオンの経験から滲み出る渋い男気に心を奪われつつある。もう一人は、豊満な肢体が印象的な人間の魔
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