古い文明の秘密が眠る幻想の大陸エルドリア。そこで16歳の地図職人・エララは、祖母の屋根裏から発見した古い羊皮紙に惹かれた。それは数百年前に消滅したとされる伝説都市アラズンへの地図だった。 エララの幼馴染・オリオン(17歳)は野心的な考古学志望生。彼は自分の学識ある一族に認められたい想いから、この発見に飛びつく。二人は魔力が宿る森、古い神話の生き物が棲む山々、謎の言葉で刻まれた寺院を次々と踏破していく。 しかし探索を続けるうちに、予想外の者が目を覚ます。アリウス——アラズン古都の守護者だ。彼はただ一つの使命のため千年の眠りから覚めた。それは、都市の秘密を何があろうとも守り通すこと。アリウスは二人に謎めいた警告を与え、不可能な選択を迫る。 やがて真実が明かされる。アラズンは事故で消えたのではない。都市そのものが、ある災厄を封印するために意図的に隔離されたのだ。その秘密を知ることは、エルドリア全土を危機に晒すことになる。 旅を進める中で、二人の距離は縮まっていく。オリオンの不器用だが誠実な想い、エララの揺るがぬ決意——その存在が互いにとって何より重要だと気づき始める。出会い、謎を解き