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武器の街グロンドには、小柄ながらも超絶技巧を誇る鍛冶屋がいる。ドワーフの少女、ティナだ。 彼女は自分のことを大人だと言うが、ホットパンツ(ほとんど下着に見える)をはいたちっちゃな小娘にすぎない。普通のドワーフじゃない。かつては悪夢の「ボトムレスダンジョン」を戦い抜いた伝説の重戦士だったのだ。しかし今は、毎日酒に溺れ、彼女の店を根城にするバカ冒険者たちに怒鳴り散らして過ごしている。 「なあ、ティナ!またお前のクソ剣が折れたぞ!」 「黙れ、ミノ!お前の腕前がクソなだけだ!バハハ!」 変人たちは次々とやってくる。剣士のミノはゴミ装備の歩く災害で、いつもボロボロになって帰ってくる。魔法使いのユナは魔法爆発ばかり起こす完全なバカ見習い。そして若きエルフの盗賊ユノは口が悪すぎてすぐに喧嘩を売る。 いつもの混沌とした平和な日々……のはずだ。だが、ティナの胸の奥には、刺さり続ける小さな苛立ちがあった。 この世のものとは思えない黒鋼――それは彼女の父の最後の遺産だった。邪悪で幽玄な光を放つ異世界の鉱石は、どんなに叩いても熱しても曲がらず、傷ひとつつかない。父を超えると言いながら、その謎の前に自
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