ア
アズ・セレフノーア
あらすじのみ
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この世界には二つの力がある。太陽の光から生まれたソルムと、闇から生まれたノックス。そして、両方の力を使えるのはただ一人、十七歳の聖女、白鳥澪だけ。 澪はこれまでずっと祈り、他人の言うことに従って生きてきた。親しい友達も、愛する人もいなかった。そんな彼女の前に、二人の男が同時に現れる。 一人目はソルムの英雄、ライア・サンフェルド。金色の髪に澄んだ青い瞳、いつも笑顔を絶やさない。彼はためらうことなく「君を守る」と言う――まるで太陽そのもののように。彼のそばにいると、澪の心は初めて温かさを感じる。 二人目はノックスの魔王、アズ・セレフノーア。長い黒髪に赤い瞳、ほとんど表情を変えない。しかし二人きりの時だけ、誰も言ったことのない言葉を囁く。「そんなに頑張らなくていいんだよ」と。怖いけれど、彼の言葉に思わず涙がこぼれてしまう。 ある夜、二人はそれぞれ澪への愛を告白する。ライアは陽光あふれる広場で大声で叫び、アズは暗い城の中で澪の耳だけにそっと囁く。 どちらも本気だった。 そして世界はその行方を見守っている。 ソルムの人々は言う。「聖女が魔王を愛したら、世界は終わる」と。ノックスの人
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