月暮れの淫檻~刻印の奴隷娼妃~ 十八歳のアリサは、前世の記憶を持ったまま奴隷として異世界に転生する。身体検査と屈辱を経て、彼女は競売にかけられ、月没楼という娼館の冷血な女主人カサンドラ・ユリンスカに買い取られる。館に到着するや否や、彼女は『悦楽の刻印』を刻まれる。それは、意思に反して身体を絶頂させる魔法の呪印だった。その夜、貴族たちの歓声が上がる中、彼女は名も知らぬ老貴族に組み敷かれ、純潔を奪われる。刻印のせいで、痛みの中でも幾度も絶頂を強いられ、涙が止まらない。こんなの、理不尽だ。 そして、地獄のような日々が始まる。先輩娼妃リリア・ヴァルマースによる同性の調教。薬を盛られ、自らねだるように仕向けてくる客たち。一時間もの間、自分の下に押し潰す肥満の領主。夜によっては、十人以上の男を相手にしなければならない。刻印は彼女を裏切り、どれほど憎んでも身体は熱く濡れてしまう。だがアリサは、心の奥深くに小さな部屋を閉ざし、そこに本当の自分を守っていた。ただ夜に、リリアと互いの傷を手当てする時だけが、人間らしさを取り戻せる瞬間だった。 優しい若き貴族セルジュ・アルモンドは、他とは違っていた。彼