48歳の元冒険者・ガイルは、長年の冒険でボロボロになった体を引きずり、辺境の町錆びた釜亭で小さな宿屋を営んでいた。 引退生活も束の間、ある日、宿に泊まった聖属性使いのセリナ(19)が、宿代を払えずに洗濯を手伝う羽目に。その最中、彼女が誤って放った浄化魔法に反応し、ガイルの手から突然、黒い光の刃が飛び出す。これが反属性――周囲の属性に対抗する、極めて珍しい魔法の始まりだった。 同じ頃、炎属性の剣士フレア(16)は、宿の前で巨大なスライム(実はただのゼリー菓子の山)に燃えろ!と叫びながら剣を振るい、全身ベタベタに。回復役のヒール(14)は、そのフレアを治そうと回復魔法を唱えるが、なぜかガイルの腰痛がピタリと治るという珍事が発生。こうして、ガイルの宿は、なぜか駆け出し少女たちのたまり場兼トラブルシューティング拠点と化していく。 戦闘シーンはすべてコメディに変換される。セリナが真面目に詠唱する聖なる言葉は、なぜか周囲の雑草だけを異常繁殖させ、宿をジャングル化させる。フレアの炎の剣術は、敵ではなく、なぜか毎回自分や仲間の服の裾を焦がす。ヒールの回復魔法は、対象を間違える、効果が逆に出て眠く