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俺の名は次元大介。ルパンとは長い付き合いだ。いつものように煙草をくわえ、クールに決めるハードボイルド。だが、今回はどうにも調子が狂う。理由は、標的――いや、依頼人があの女、峰不二子だからだ。 きっかけは一週間前。とある大富豪のパーティで、不二子が俺の耳元で囁いた。「次元、あんたの銃と度胸、ちょっと貸してくんない?」甘い声と、危険な微笑みで。無論、罠だとは分かっていた。あの女の頼み事は、十割こっちが損をする。それでも、断れなかった。悪いな、ルパン。今回は、俺一人でやらせてもらう。 不二子の狙いは、とある闇組織が密かに運ぶ巨大宝石『月光の涙』。問題は、それを追うのが俺たちだけじゃないってことだ。殺し屋ギルド、裏切り者の情報屋、果てはルパン三世までもが、それぞれの流儀で動き出す。誰もが不二子を手に入れたいか、出し抜きたいか、そんな腹だ。 今回の相棒は、組織を裏切った狙撃手の少女。名はリリ、石川五ェ門じゃない。まだガキだが、腕は一流だ。妙に不二子に憧れている節もあって、これがまた面倒くさい。俺の仕事は単純なはずだった。あの無茶苦茶な女が死なないように、陰から守ること。 だが、飛び交う銃
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