元特殊部隊隊員の滝沢宗一は、三年前に部隊を離脱し、現在はセキュリティコンサルタントとして社会復帰を試みていた。血塗られた過去から距離を置き、平穏な日常を求めて新しい人生を歩もうとしていたのだ。 しかし、ある日、彼の前に三人の人物が現れる。かつての部隊長・矢崎は、宗一の協力を再度求めてきた。国防機関に所属する冷徹な女性・有紀は、宗一の過去の任務に隠された真実があると言及する。そして、宗一の兄であり、部隊での同僚だった久遠は、三年前に彼が仕掛けた爆破作戦の真相を知る唯一の人物だった。宗一はその任務で数十人の命を奪ったが、その作戦の真実は依然として闇の中にあったのだ。 宗一は平穏を望んでいたが、矢崎からの依頼は無視できない。新たなテロ組織の暗躍が報告され、その背後には過去の任務と繋がる陰謀があるという。有紀は宗一を監視下に置きながら、彼の能力と知識を必要としていた。一方、久遠は宗一への複雑な感情を抱えながら、事態の解明に協力することを申し出る。三人の思惑が絡み合う中、宗一は再び戦う道へと引き戻される。 調査を進める中で、宗一が実行した爆破作戦は、実は上層部による陰謀だったことが明らかに