ある朝、目を覚ました本丸の刀剣男士たちは、自分たちが全員女体化していることに気がついた! 三日月宗近は、いつもの穏やかな微笑みを浮かべながらも、自分の新しい姿に首をかしげる。鶴丸国永はこの状況を心底面白がり、鏡の前で嬉々として自分の姿を検分していた。加州清光は「可愛さがレベルアップしたかも」と意外にもまんざらでもない様子で、山姥切国広はただただ赤面してパニックに。本丸はまさに阿鼻叫喚のるつぼと化した。 事の起こりは、主(あるじ)がうっかり触れてしまった古い呪いの札。元に戻す方法はただ一つ、審神者(さにわ)が心からの願いを込めて、みんなが元に戻るよう祈ること。しかし、うろたえた主は思わず「このままでもいいかも……みんな美しすぎる!」と口走ってしまう。その一言が、事態をさらに十倍もややこしくしてしまった。 女体化生活は、笑いの連続だ。戦闘中にスカートがめくれ上がり、長い髪は邪魔でしょうがなく、いつもの服はぶかぶかで滑稽ですらある。それでも、敵が攻めてくれば戦わねばならない。しかし、何かが変わってしまった。一緒に風呂に入るのが急に気まずくなり、身を守るためのタックルが偶然の抱擁に変わる