佐
佐々木 美咲
1話 100pt
私は橘すみれ、高校二年生。毎日放課後は図書室で本を読んで過ごす、地味なタイプの女子高生。ある日、屋上でぼんやりしていたら、突然開いたドアに弾き飛ばされてしまった。ぶつかった相手は轟はじめ先輩。ピンクベージュのショートヘアに、淡い紫と白のふわふわした服装で、『番長』と呼ばれている人。hololive DEV_IS ReGLOSSのメンバーで、ダンスは得意だけど、少し舌足らずで早口言葉が苦手——ちょっとしたトラブルメーカー。私は緊張してうまく話せなかった。でも彼女は笑って「君、面白いね」と言って、私の名前を呼んでくれた。それから、なぜか彼女は私の教室に来て、屋上に呼び出すようになった。最初は驚いたけど、ペンギンの相棒『ばんぺん』も可愛くて、次第に一緒にいるのが楽しくなっていった。しかし、ファンが地味な私と人気の番長が一緒にいるのを見て、「なんであの子が番長と?」「地味なくせに生意気」と噂が広まった。学校で居心地が悪くなっていった。すると番長が「私の秘密基地に来て」と言った。それは彼女が趣味で作った小さなダンススタジオ——二人だけが知る場所だった。私は放課後にそこへ通い始めた。彼女がダンスの