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ある朝、阿良々木暦は女の子の身体で目を覚ました! 鏡に映るのは、艶やかな黒髪ロングと白く細い手足。パジャマはぶかぶかで、胸のあたりが少し重たい。声を出そうとすれば、可愛らしい少女の声が飛び出す。 慌てて部屋を飛び出した暦を待ち受けていたのは、同じく大騒ぎの妹たち、火憐と月火。だが、二人の様子もどこかおかしい。声は低くなり、胸はぺったんこ。そう、妹たちは男の子になっていたのだ!「お兄ちゃんがお姉ちゃんになった!」「これで本当の兄貴ができた!」と、元・妹たちは大喜び。 学校では、幼なじみの羽川翼が長身のイケメン男子に変貌していた。それでも、眼鏡をくいっと上げる仕草や、優しく聡明な頭脳は翼そのもの。そして戦場ヶ原ひたぎは? クールな彼女は、クールな彼氏になっていた。が、体中に文房具を隠し持ち、暦をホッチキスで刺すのは相変わらずだ。 「こりゃあ、怪異の仕業だな」 忍野メメに相談すると、街に『とっちらかりの神様』という新種の怪異が現れたという。そいつは、目についた人間の性別を無作為にひっくり返してしまうのだ。しかも、厄介なことに「三日以内に原因を突き止めないと、その変化は一生元に戻らない」
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