読み込み中...
高校二年生の春、ぐさおは東雲学園の門をくぐる。彼には誰にも言えない秘密があった。夜になると、彼はバーチャルガール・三枝りんとして配信活動をしている。りんは自分で作り上げた可愛いアバターだ。ぐさおは声とモーションで完璧にりんを演じる。 クラス替えの日、ぐさおの隣の席になったのは、りんの配信を全て視聴している桜井ももだった。ももはりんの大ファンだ。同じクラスには、りんのライバル配信者・黒雪と名乗る白雪ゆきもいる。ゆきはクールな優等生だが、配信ではぐさおに対して激しいライバル心を燃やしている。 放課後、ぐさおはりんとして配信する。ももは授業中にも視聴していて、ぐさおに「りんちゃんは近くにいるの?」と聞く。ぐさおは冷や汗をかきながらごまかそうとする。ゆきも配信のチャットに「ぐさお、見てる?」と書き込む。 学園祭に向けて、クラスは出し物を決める。ももが「バーチャル配信体験コーナー」を提案する。ぐさおは青ざめる。しかも、実行委員に選ばれたのはぐさお、もも、ゆきの三人だった。準備を進めるうちに、ももはぐさおに惹かれ始める。ゆきもぐさおの本当の優しさに気づき、ライバル心が恋へと変わっていく。
読み込み中...