リクは高校生。気がつくと、廃墟ビルの中に立っていた。目の前に広がるのは、灰色の空の下、人間のいない世界。遠くからは機械の駆動音が絶え間なく響いてくる。やがてリクは、銀髪の女性と、黒髪のクールな女性──ふたりの異形の美しいアンドロイドと出会う。彼女たちはリクを「生きた人間」と認識し、驚愕する。 ここが、自分の知る世界とは全く異なる場所──『NieR:Automata』の舞台であることをリクは悟る。地球は機械生命体に蹂躙され、人類は月へと逃れた。この星で、リクはただひとりの人間だった。 レジスタンスキャンプで、リクはヨルハ部隊のアンドロイド、2Bと9Sに保護される。だがリクは、自らに宿る異様で恐ろしい力に気づく。機械生命体の言葉が“わかる”のだ。それは人間にはありえない能力であり、リク自身もその力に戦慄する。 彼の存在は、すぐに機械生命体のネットワークへと伝わる。地上に人間がいる──その報せは、大規模な反撃を引き起こした。巨大な機械生命体がキャンプを襲い、新たな仲間たちが傷ついていく中で、リクは自責の念に押し潰される。そして、さらに残酷な真実を知る。自分の胸で鼓動しているのは、生身の