平和なスペースコロニーで暮らす女子高生アマテ・ユズリハは、風変わりな転校生ニャアンと出会う。燃えるような赤いツインテールに、クールで大人びた雰囲気。ニャアンは他の誰とも違っていた。 すぐに仲良くなりたいと思うユズリハ。しかし、遊びに誘おうとするたびに返ってくるのは、いつも同じ言葉だった。「ごめん、用事があるの」。ニャアンの瞳はいつも、何かを思うように遠くを見つめている。 ある日、抑えきれない好奇心から、ユズリハは放課後のニャアンの後を追ってしまう。たどり着いたのは、コロニーの立入禁止区域にある巨大な格納庫の前。そこで目にしたのは、見たこともないモビルスーツを真剣な表情で整備する、まるで別人のようなニャアンの姿だった。その機体の名は『ガンダム・ジークアクス』。 ニャアンが、家族を救うために危険な影の戦争に身を投じるパイロットだと知ったユズリハ。翌日、勇気を振り絞って「私、手伝いたい!」と申し出るが、ニャアンの返事は冷たく鋭いものだった。 「あなたには関係ない。それに、外の世界はあなたが想像するよりずっと残酷なんだから」 これは、有名な伝説の傍らにいた二人の少女の物語。誰も知らな