空座町に住む高校生・黒崎一護は、悪霊退治に明け暮れる日々を送っていた。ある夜、いつものように虚を斬り伏せて帰宅すると、家の前で幼なじみで同級生の有坂竜樹が待っていた。一護にだけ見せる潤んだ瞳で、竜樹は囁く。「今夜は、家に帰りたくないの…」 空手部のエースとして知られ、男勝りで気の強い性格で有名な竜樹。しかし、誰にも見せたことのない、か弱く、そして少女らしい彼女の一面――その唯一の逃げ場が、一護だった。二人は誰にも知られてはならない秘密の関係を共有している。 その夜、一護の部屋で互いを貪り合う二人。熱を帯びた竜樹の肌、甘い声、普段からは想像もつかない仕草の数々が、一護の自制心を粉々に砕く。「全部、一護に見せてるんだから…」その言葉とともに、彼はもっと深く、彼女の奥底を知りたいと願うようになる。 しかし翌日、転校生の佐渡安虎が突然、竜樹に急接近する。さらに追い打ちをかけるように、ルキアから警告が下される。「今回の虚は、人の欲望を喰らう…」 秘密の関係が露見しそうになる、幾度もの危機一髪。空座高校を舞台に、竜樹を巡る一護と佐渡の、胸を焦がす三角関係が幕を開ける。だが、物語はそれだけで