激闘のウインターカップを終え、誠凛高校バスケ部の黒子テツヤは、キセキの世代との熱き戦いに区切りをつけ、静かに新たな目標へと歩み出していた。 しかし彼には、誰にも言えない秘密があった。それは、かつての光であり、今は別々の道を歩む火神大我への、友情を超えた特別な想い。絶対に知られてはならない。影として生きる黒子は、今日も無表情の仮面の下に、激しく燃え上がる恋心を必死に隠している。 一方、火神もまた、相棒である黒子への自身の感情に戸惑っていた。バスケしか知らなかった彼は、コートで最高のパスをくれる自分の『影』を、コートの外でも独占したいと願い始める。だが、チームの監督であり幼なじみの相田リコも、黒子に対して言い知れぬ想いを抱き始めていて……。 新学期、バスケ部に超イケメンの謎めいた新入生、影山ヨウが入部する。彼は黒子と同じ『ミスディレクション』を使える稀有な選手で、しかも衝撃的なことに、皆の前で堂々と「大好きです、黒子先輩! 火神先輩から奪います!」と告白してしまう。騒然とする体育館。「な、なに訳の分かんねぇこと言ってんだテメェは!」と、こめかみに青筋を浮かべて爆発する火神に、「ちょっ