修学旅行のバスに乗っていたら第一次世界大戦直前の軍施設にタイムスリップしていた 中学三年生の新庄神樹は、修学旅行で東京を訪れていた。歴史と戦争ゲームを愛する、ちょっと変わり者のオタクだ。しかし、旅行を引率するのは、日本や自衛隊をやたらと悪く言い、皆を辟易させている厄介な教師、坂東純三だった。 突然、バスが大きな鳥居をくぐった瞬間、まばゆい光が一行を包み込む。神樹が目を開けると、そこは1900年の東京砲兵工廠だった。本物の大日本帝国陸軍兵士たちがバスを取り囲み、小銃を構えている。混乱した坂東が喚き散らし、事態はさらに悪化。天皇は時代遅れの独裁者だと叫んだ瞬間、有坂成章大佐が軍刀で斬りかかろうとする。 神樹はバスから飛び出し、土下座した。「我々は未来から来た、天皇陛下の臣民です!どうか、話だけでも聞いてください!」首筋に刃を突きつけられながら、必死に訴える。ゲームで培った知識が、今、現実の世界で試される。 二百人のクラスメイトの命を守るため、神樹は国立国会図書館で書き写した第一次・第二次世界大戦の兵器設計図を交渉材料に、有坂大佐との命がけの駆け引きを始める。歴史に介入し、大日本帝国