悪役令嬢の下剋上。
私は乙女ゲーム『ロザリアン・クロニクル』の世界に、悪役令嬢ミア・ロザリアンとして転生してしまった。ゲームでは断罪されて処刑される、クソみたいな役どころだ。でも、私はこの世界のルールも、攻略対象たちの弱点も、全部知っている。頭を使えば、バッドエンドは回避できる。
最初は静かに生きるつもりだった。でも、待って、平民のままじゃ何もできない。だから前世の知識と策謀を駆使して、王立学園で首席を奪い、貴族たちを蹂躙し、辺境伯にまでのし上がった。人々は震え上がった。彼らは私を『ロザリアンの魔女』と呼んだ。最高の気分だった。
そんなある日、執事のシアンが現れた。「お嬢様、私はあなたに仕えるために生まれてきました」と、女神を崇拝するような献身の眼差しで私を見つめてきた。こいつはイカれている。どんなに冷たく接しても、どんなに残酷な命令を下しても、喜んで従う。ある夜、私が眠るベッドの傍らに立っているのを見て、本気で殺そうかと考えた。でも便利だから、置いておく。
そしてレン王子。ゲームでは爽やかな攻略対象だったのに、こいつも壊れている。「あなたを見た瞬間から、私の目には他の誰も映らない」と、皆の前で告白
悪役令嬢の下剋上。 - 学院祭の惨劇 ~全てを失う時、最後に残るもの~
王立学院アルヴェンティアの大講堂前広場は、秋の冷たい空気に包まれていた。学院祭の最終日。首席争奪の最終試験が行われるこの日、広場には色とりどりの旗が風に揺れ、貴族子弟たちの熱気が渦を巻いていた。
だが、その喧騒の中を歩くレミリア・ロザリアンの足取りは、氷のように冷たく静かだった。
腰まで届く艶やかな黒髪が、曇天の下で青みがかった光沢を放つ。右目は血のように深い赤、左目は夜闇を溶かした紫。その異色の双眸が、大講堂の重厚な扉を見据えていた。
(この学院祭が、ただの祭りで終わるはずがない)
彼女は胸元に手をやった。そこにあるはずの銀の蝶のネックレスは、もうない。祖母の形見。奪われた。ミア・セレスティアの告発によって。
指先が空を切る。その感覚が、胸の奥に冷たい穴を開けた。
「お嬢様」
後ろから、深く落ち着いた声がかかった。振り返ると、深い紫紺の髪を片側に流した執事、シアン・クロフォードが立っている。深い翡翠色の瞳が、静かにレミリアを見つめていた。黒の執事服は皺ひとつなく、白手袋に包まれた指先まで完璧に整えられている。
「最終試験の会場は、すでに開場しております。お時間でございます」
「分かっていますわ。行きましょう」
レミリアは、大講堂の扉をくぐった。
——瞬間、二百人分の視線が、彼女に突き刺さった。
好奇、嘲笑、そして、昨日の魔力暴走事件以来の、明確な恐怖。
「見て……あの目。昨日、本当に暴走したんですって」
「近づかないほうがいいわ。何をされるか分からないもの」
「ロザリアンの魔女が、ついに本性を現したのよ」
聞こえよがしの囁きが、波のように押し寄せる。レミリアは表情ひとつ変えず、前方の指定席へと歩を進めた。シアンが、半歩後ろを歩く。その翡翠色の瞳は、囁いた者たちを一人ずつ、音もなく射抜いていた。
(この程度の視線、今さらどうということもない。それよりも——)
レミリアは、前方に座るミア・セレスティアの後ろ姿を見つめた。桃色がかったピンクのふわふわした巻き髪。可憐な聖女候補。だが、その背中からは、昨日の告発の冷たい余韻が、まだ立ち上っている。
(あの娘が、私のネックレスを盗品と偽った。そして、祖母の遺言を盗み見た。黒幕に、情報を流した)
指先が、膝の上で白くなるほど握りしめられた。
「これより、首席争奪最終試験を開始する」
試験官の声が、大講堂に響き渡った。
最終試験の内容は、実技。大講堂の中央に設けられた魔法陣の上で、各自が最も高度な魔法を披露し、その完成度と威力を競う。
(この魔法陣……)
レミリアは、中央に描かれた魔法陣を凝視した。古代魔導文字が刻まれた石床。その紋様に、ほんのわずかな違和感がある。前世のゲーム知識にあるものと、線の一本が違う。
(まさか——)
彼女の背筋を、冷たいものが走った。
「次の者、前へ。レミリア・ロザリアン」
名前を呼ばれた。
レミリアは、立ち上がった。シアンが、心配そうに彼女を見上げる。
「お嬢様。どうか、お気をつけくださいませ」
「ええ。分かっていますわ」
彼女は、魔法陣の中央へと歩を進めた。
石床に刻まれた紋様が、足元で微かに脈打っている。魔力を吸い上げるように。増幅するように。
(これは、ただの試験用魔法陣じゃない。黒幕の手の者が、細工を——)
気づいた時には、遅かった。
レミリアが魔力を込めた瞬間、魔法陣が、青白い光を放った。
——違う。これは、私の魔力じゃない。
足元から、何かが、彼女の魔力を無理やり引きずり出していく。
「な、なに……!?」
彼女の左目、夜闇を溶かした紫の瞳が、勝手に開いた。隠していた左目が。黒の魔眼が。
——暴走する。
視界が、黒く染まった。
体の内側から、闇が溢れ出す。制御できない。魔力が、意志を無視して、膨れ上がる。
「くっ……ぅあああああ!!」
紫と黒の光が、大講堂を飲み込んだ。
衝撃波が、観客席を襲う。悲鳴。怒号。椅子が倒れる音。ガラスが割れる音。
「や、やめろ!」
「化け物め!」
「助けて!誰か!」
貴族子弟たちが、出口へ殺到する。押し合い、へし合い、倒れる者。踏みつけられる者。大混乱。
レミリアは、自分の体を、自分の意思で動かせなかった。黒の魔眼が、勝手に、周囲の魔力を喰らい、増幅し、放出する。
(やめて。やめて。やめて——!)
心の中で叫んでも、体は言うことを聞かない。
その時。
「レミリア!!」
金の髪が、視界の端で輝いた。
第一王子、レン・アルヴェンティアが、暴走する魔力の渦の中へ、飛び込んできた。
彼は、レミリアの体を、力強く抱きしめた。
「大丈夫だ。僕がいる。君を、離さない」
彼の体から、澄んだ青い光が溢れ出る。光属性の魔力。レンの魔力が、レミリアの暴走する闇を、必死に抑え込もうとする。
「やめろ!彼女は操られているんだ!彼女の意思じゃない!」
レンが、貴族たちに向かって叫んだ。
だが、その声は、かえって逆効果だった。
「王子が、あの化け物を庇っている……?」
「おかしい。王子は、魔女に魅入られているんだ」
「操られているのは、王子のほうじゃないのか?」
貴族たちの目が、レミリアからレンへと移る。その目に浮かぶのは、もはや恐怖ではなく、疑念。そして、冷たい拒絶。
(やめて。レン。あなたが、これ以上、私を庇えば——)
レミリアの意識が、遠のいていく。
暴走が、収まらない。
シアンが、観客席から飛び出してきた。
「主様!私の魔力を、お受けください!」
シアンの手から、深い緑色の魔力が、レミリアの体に流れ込んでいく。それは、昨日の夜と同じように、黒の魔眼の暴走を、優しく、しかし力強く、鎮めていく。
(シアンの魔力が、私の魔眼を、落ち着かせてくれる)
レミリアの体から、暴走していた魔力が、少しずつ、静まっていく。紫と黒の光が、弱まり、やがて、消えた。
大講堂に、静寂が戻った。
——いや、静寂ではなかった。
倒れた椅子。割れた窓。泣き叫ぶ貴族たち。そして、床に倒れたまま動かない者も、数名。
「お前は、やはり、化け物だったな」
試験官の一人が、冷たい声で言った。
「ロザリアンの魔女め!学院祭を台無しにしおって!」
「黒の魔眼だと?そんな危険な力を持っていたのか!」
「あんな化け物を、学院に置いておくなんて、正気の沙汰じゃない!」
非難の声が、大講堂に溢れた。レミリアは、シアンの腕の中で、その声を聞いていた。
(化け物。魔女。そう、私は、悪役令嬢。この世界では、いつも、そう呼ばれる運命なの)
レミリアの心は、冷たく、静かになっていった。
その時、だった。
「レミリア様……どうして、こんなことを……」
ミア・セレスティアが、震える声で言った。
彼女は、倒れた貴族たちの傍らに跪き、涙を浮かべていた。聖女の仮面を完璧に被って。
「皆さんが、傷ついて……わたくし、怖くて……レミリア様、あなたは、そんな恐ろしい力を持っていたのですか……?」
彼女の言葉が、大講堂に響き渡る。
「聖女候補様が、あそこまで悲しまれている……」「あの魔女のせいだ!」「レミリア・ロザリアンを、学院から追放しろ!」
貴族たちの怒りが、一気に膨れ上がった。
レミリアは、ミアを見た。
ミアの水色の瞳は、涙で濡れていた。だが、その奥に、確かに、冷たい光が宿っている。
(あの娘は、分かっている。この暴走が、罠だということを。いや、もしかしたら、黒幕と、どこかで繋がっているのかもしれない)
レミリアは、唇を噛んだ。
「皆の者、静まれ」
学院長の声が、大講堂に響いた。
「この件は、学院の規律に反する重大な事案である。緊急の審議会を開く。レミリア・ロザリアンは、それまで、学院の地下牢に拘束する」
シアンが、レミリアの前に立った。
「お嬢様に、指一本触れさせはしません」
彼の翡翠色の瞳が、刃のように鋭く光った。
「……いいのよ、シアン。ここで抵抗すれば、事態はもっと悪くなるわ」
レミリアは、シアンの腕を、そっと制した。
「行きましょう。わたくしの計算では、この程度、想定の範囲内ですわ」
彼女の口癖。だが、その声は、かすかに震えていた。
——緊急審議会は、その日のうちに開かれた。
王立学院の大講堂を改装した臨時の法廷。中央に、レミリア。周囲を、貴族たちが取り囲む。
審議会には、王宮からも廷臣が参加していた。黒幕の浸透した、廷臣たちが。
「レミリア・ロザリアン。お前は、学院祭において、魔力を暴走させ、多数の生徒に危害を加えた。これは、学院の規律に反する重大な違反行為である」
廷臣の一人が、冷たい声で告げた。
「よって、お前を、王立学院アルヴェンティアから、追放する」
追放。
その言葉が、レミリアの胸に、重く突き刺さった。
(学院から、追放。つまり、首席の座も、貴族社会での発言権も、すべて失う)
「さらに、お前は、辺境伯領への強制送還を命じる。王都アルヴェンティアに、二度と足を踏み入れることは許されない」
強制送還。
(王都から、追放。つまり、黒幕の調査も、王子との関係も、すべて断たれる)
「そして——」
廷臣が、一瞬、言葉を切った。
「お前は、第一王子レン・アルヴェンティア殿下の、婚約者として、不適格である。婚約話は、白紙に戻す」
——婚約白紙。
その瞬間、レミリアの中で、何かが、ぷつりと切れた。
(婚約者としての立場も、失った。これで、私は、本当に、何もかも——)
「待ってくれ!」
レンが、法廷の中央に飛び出してきた。
彼の金の髪が、乱れている。青い瞳は、血走っていた。
「彼女を守れなかったのは、僕の責任だ!彼女は、操られていたんだ!悪いのは、彼女じゃない!」
レンは、廷臣たちに向かって叫んだ。
「もし、彼女を追放するというなら——僕は、王位継承権を放棄する!」
法廷が、ざわめいた。
「王子が、王位を捨てるだと……?」
「やはり、王子は、魔女に魅入られているんだ」
「これは、王宮の一大事だぞ」
廷臣たちが、顔を見合わせる。だが、その目は、冷たかった。
「レン殿下。お戯れは、おやめください」
廷臣の一人が、静かに言った。
「この裁定は、学院長と、王宮の合議によって決定されたものです。殿下の一存で、覆すことはできません」
「ならば、僕は——!」
「レン殿下、お静かに」
別の廷臣が、レンの言葉を遮った。
「これ以上、この場を混乱させるおつもりなら、殿下ご自身の立場も、危うくなりますぞ」
レンの顔が、真っ青になった。
彼は、何かを言おうとして、しかし、言葉が出てこなかった。
(レン。あなたが、これ以上、私のために、身を滅ぼす必要はない)
レミリアは、静かに目を閉じた。
(私は、悪役令嬢。あなたの隣に立つ資格なんて、最初からなかったのよ)
「……裁定は、確定した。レミリア・ロザリアン、連れて行け」
兵士たちが、レミリアの両脇を固めた。
彼女は、抵抗しなかった。
ただ、法廷を去る直前、ミア・セレスティアと、目が合った。
ミアは、聖女の微笑みを浮かべていた。だが、その唇が、わずかに動く。
——平民上がりの魔女は、平民のまま終わるべきだったのよ。
声には、出していない。だが、確かに、そう言った。
レミリアの背筋を、冷たいものが走った。
(あの娘の、仮面の下の悪意。今、初めて、正面から突きつけられた)
彼女は、唇を噛みしめ、法廷を後にした。
——王都を発ったのは、その日の夕方だった。
馬車が、王都アルヴェンティアの城門をくぐる。
レミリアは、馬車の窓から、遠ざかっていく王都の街並みを見ていた。
(王立学院。首席の座。婚約者の立場。すべて、失った)
彼女の胸元には、もう、銀の蝶のネックレスはない。
(祖母の形見も、失った。黒幕に、渡った)
窓の外では、夕日が、王都の尖塔を赤く染めていた。
「お嬢様。お休みになられてはいかがですか」
向かいに座るシアンが、静かに言った。
「いいえ。眠れないわ。それより、影の庭からの連絡は?」
「……それが、先ほどから、連絡が途絶えております」
シアンの声が、かすかに硬くなった。
「途絶えた?どういうこと?」
「ヴェルンハイム本部からの定期通信が、定刻を過ぎても、入ってきません。念のため、緊急回線も試しましたが、応答がありません」
レミリアの胸に、冷たい不安が広がった。
(影の庭の通信が、途絶えた。まさか——)
「馬車を急がせて。何か、起きているわ」
「かしこまりました」
シアンが、御者に指示を出す。馬車の速度が、上がった。
だが、王都からヴェルンハイムまでは、馬車で数日かかる。
その間も、影の庭からの通信は、途絶えたままだった。
——ヴェルンハイムに到着したのは、三日後の夜だった。
馬車が、城門をくぐった瞬間、レミリアは、異変に気づいた。
匂いだ。
焦げた匂い。煙の匂い。そして、血の匂い。
「なに、これ……」
彼女は、馬車から飛び降りた。
——目の前の光景に、言葉を失った。
ロザリアン城が、燃えていた。
いや、もう、燃え尽きていた。
石造りの城は、黒く煤け、壁は崩れ落ち、塔は折れていた。火は、まだ、所々で燻っている。
「そんな……うそ……」
彼女は、ふらふらと、城へ向かって歩き出した。
城門をくぐる。中庭に出る。
——そこには、遺体が並べられていた。
十五。
十五の遺体。
影の庭の諜報員たちの、遺体だった。
皆、無残な姿だった。斬られ、焼かれ、あるいは、魔法で吹き飛ばされた跡。
「みんな……みんな……」
レミリアの膝が、崩れ落ちた。
彼女は、地面に膝をつき、並べられた遺体の前で、呆然と立ち尽くした。
(私の、せいだ。私が、黒幕に、目をつけられたから。私が、影の庭を、巻き込んだ)
涙が、溢れた。
止まらなかった。
「もう……終わりだ……」
彼女は、呟いた。
「何もかも……失った……学院も……婚約も……ネックレスも……そして、みんなも……」
レミリアは、地面に手をつき、泣き崩れた。
悪役令嬢として、強くあろうとした。ロザリアンの魔女として、冷たくあろうとした。
でも、もう、無理だった。
全てを失った。
——その時。
「主様」
静かな声が、聞こえた。
レミリアが顔を上げると、シアンが、彼女の傍らに、跪いていた。
深い紫紺の髪が、月明かりを受けて、青白く輝いている。深い翡翠色の瞳が、レミリアを、真っ直ぐに見つめていた。
「主様。私は、どこまでも、お供いたします」
彼の声は、静かで、揺るぎなかった。
「この命、主様のためにございます。主様が、地獄の底に落ちようとも、私は、主様の御側に」
シアンは、レミリアの手を取った。
白手袋に包まれた、冷たい手。
だが、その手は、確かに、レミリアの手を握っていた。
「シアン……あんた……あんただけは……無事で……」
レミリアは、シアンの腕を、力強く掴んだ。
「私には、まだ……あんたがいる……」
彼女は、初めて、弱さを見せた。
悪役令嬢の仮面を、脱ぎ捨てた。
ただの、二十歳の少女の顔で、泣いた。
シアンは、そんなレミリアを、優しく抱きしめた。
「ええ。私は、どこにも参りません。永遠に、主様の御側に」
彼の腕の中で、レミリアは、声を押し殺して泣き続けた。
焼け落ちた城の前で。
十五の遺体の前で。
月明かりの下で。
——どれだけの時間が経っただろうか。
レミリアは、ゆっくりと顔を上げた。
涙は、まだ乾いていない。だが、その異色の双眸には、新たな光が宿っていた。
「……シアン。私、決めたわ」
彼女は、静かに言った。
「黒幕を、必ず、見つけ出す。そして、復讐する。私から、全てを奪った、あいつに」
レミリアは、焼け落ちた城を見上げた。
「それから、原作の断罪エンドを、必ず覆す。この世界の筋書きを、私の手で、書き換えてみせる」
彼女の声は、小さく、しかし、地獄の底から響くような、冷たく、激しい怒りに満ちていた。
「かしこまりました。主様。私も、どこまでも、お供いたします」
シアンが、深く頭を下げた。
レミリアは、彼の手を握り返した。
(全てを失った。でも、まだ、終わっていない。私は、必ず、這い上がる)
彼女のオッドアイが、闇の中で、爛々と輝いた。
——その夜、レミリアは、祖母の遺した言葉を、心の中で反芻した。
『黒の魔眼に気をつけなさい』
(おばあさま。あなたの警告は、こういうことだったのね。でも、私は、この魔眼を、必ず、自分の力にしてみせる)
彼女は、焼け残った城壁に手を触れた。
冷たい石の感触。
(私は、誰がために強くなるのか。今、初めて、分かったわ)
レミリア・ロザリアンは、小さく息をついた。
月が、焼け落ちた城を、青白く照らしていた。Noveliaとは?
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