ぼくたちは運命を変えられない
「できない」気持ちが、いちばん痛い。
高校三年生の春、唯我成幸は夢から覚めた。冷たい水の中で、誰も救えなかった夢。手元に残っていたのは、ボロボロのノートに綴られた「未来の記録」だった。理珠は心を閉ざし、文乃は失踪し、うるかは水泳をやめ、真冬先生は教壇を去る。そして、自分は死んだ——五年後の未来が、そこに書かれていた。
目が覚めたら、四月。すべてが始まる前の教室に、彼女たちはいた。笑って、悩んで、まだ何も失っていない。だから成幸は決意する。誰にも言えない未来を一人抱えて、今度こそ全員を救うと。
教育係に任命された三人の天才少女たち。突出した得意科目の裏で、壊滅的な苦手科目を抱える彼女たち。努力型の秀才である成幸にしかできない指導が、止まりかけた運命を動かし始める。だが、未来は彼の知らない速さで歪み始めていた。うるかの交換留学推薦、祖母の遺した未完成のボードゲーム、教師を辞めようとする真冬先生。ノートに書かれた未来と、現実が少しずつずれていく。
これは、天才ではない少年が、知っている未来と戦いながら、大切な人たちの運命を変えようとする物語。彼が握りしめたのは、妹が作った色褪せたミサ
ぼくたちは運命を変えられない - 巻き戻された春 ―― 五年後の破滅を背負って
息ができない。
肺が、喉が、焼けるように痛い。目の前は暗く、何も見えない。手を伸ばす。誰かを探す。指先が触れるのは、冷たい床の感触だけだった。
「……誰か」
声が出ない。叫ぼうとして、空気だけが漏れる。
暗闇の向こうから、誰かがこちらを見ている。杏色の髪の少女。眼鏡の奥の群青色の瞳が、何も映さない。彼女は机に向かい、一人でボードゲームを並べている。ルールのない、完成しない盤。彼女は駒を動かす。誰もいない向かい側に、話しかけるように。
「……唯我さん」
小さな声。でも、それは成幸の名前ではなかった。彼女の目は、もう誰も見ていない。
次に、紺色の長い髪が見えた。古橋文乃。彼女は振り返らない。背中を向けて、どこかへ歩いていく。遠ざかる。追いかけようとするのに、足が動かない。彼女の姿は夜の闇に溶けて、消えた。
「行かないでくれ」
声にならない。
赤紫色の髪が、風に揺れる。武元うるか。プールサイドに立っている。でも、水着じゃない。制服のまま、水を眺めている。彼女の足元に、水泳のゴーグルが落ちていた。彼女はそれを拾わない。そのまま、背を向ける。
「うるか……!」
今度は声が出た。でも、彼女には届かない。
最後に、菖蒲色の髪の女性が立っていた。桐須真冬。彼女は教壇を降り、教室を出ていく。黒板には何も書かれていない。彼女の背中は、教師のものではなかった。ただの、疲れ切った人の背中だった。
「先生……俺は」
地面が崩れる。暗い水の中に落ちていく。冷たい。苦しい。誰もいない。誰も救えなかった。
「俺は……誰も、救えなかった」
その言葉が、自分の口から出た瞬間——
「……っ!」
唯我成幸は、跳ね起きた。
心臓が、胸の内側から叩きつけるように脈打っている。呼吸が荒い。額に張りつく前髪を、震える手でかき上げた。手のひらが汗で濡れていた。背中も、首も、ぐっしょりだ。
「……夢、か」
声がかすれていた。
薄暗い部屋。六畳一間の自室。窓の外はまだ暗い。カーテンの隙間から、街灯の白い光が細く差し込んでいる。机の上には、開きっぱなしの参考書。壁には、妹が小学生の頃に描いた下手くそな家族の絵。
ここは、俺の部屋だ。
高校三年生、四月。
成幸は、自分の両手を見た。指がまだ震えている。夢の感覚が、肌にこびりついて離れない。あの冷たい水の感触。あの暗闇。あの、何も救えなかった無力感。
「夢じゃ、ないんだよな」
成幸は枕元に手を伸ばした。指先が触れたのは、一冊のノート。ボロボロになった、百円ショップで買ったような安物のノート。表紙には、何も書いていない。
でも、中には。
成幸はノートを開いた。薄暗い部屋で、書かれた文字を目で追う。
『4月7日。古橋文乃、父と口論。家出の兆候』
『5月12日。緒方理珠、祖母のボードゲームを諦めかける』
『6月20日。武元うるか、留学の打診を受ける』
『7月3日。桐須真冬、教え子の進路について後悔の言葉を漏らす』
『8月15日。理珠、心を閉ざす』
『9月30日。文乃、失踪』
『10月18日。うるか、水泳をやめる』
『11月5日。真冬先生、退職届を提出』
『そして、俺は——』
そこから先は、何度も書き直した跡があった。消しゴムで消して、また書いて、また消して。最後に残った文字は、震えていた。
『死んだ』
成幸は、ノートを閉じた。
「……違う」
声に出して、自分に言い聞かせる。
「これは、未来の記録だ。でも、まだ起きていない。これから、変えるんだ」
五年後。俺は、あの未来で死んだ。
でも、目が覚めたら、高校三年生の春に戻っていた。理由はわからない。神様の気まぐれか、何かのバグか。そんなことは、どうでもいい。
大事なのは、もう一度やり直せるということだ。
理珠を。文乃を。うるかを。真冬先生を。
今度こそ、救う。
成幸は、左手首に巻かれたミサンガに触れた。妹の葉月が、中学生の時に「お兄ちゃんが事故に遭いませんように」と作ってくれたもの。色褪せて、所々ほつれている。
「……大丈夫だ」
自分に言い聞かせる。
大丈夫。まだ間に合う。全部、これからだ。
成幸は、震える指で眼鏡をかけた。小豆色の瞳が、暗い部屋の中で光を反射する。黒髪の短髪に、少しだけ跳ねたアホ毛。寝起きのままの制服のワイシャツは、汗で背中に張りついていた。
時計を見る。朝の六時半。
「……学校、行かないと」
成幸は深く息を吐いて、立ち上がった。
一ノ瀬学園。
東京都郊外の住宅街にある、私立の中高一貫校。全校生徒は約千二百人。偏差値は中堅上位。創立から約六十年。教育方針は「自主自立」。
星見坂駅から徒歩十二分。駅前の星見坂商店街を抜け、住宅街をまっすぐ歩くと、紺のブレザーを着た生徒たちが吸い込まれていく校門が見えてくる。
成幸は、その校門をくぐった。
四月の朝。桜はもう散って、葉桜になっている。校庭では、朝練のサッカー部が声を張り上げていた。ボールを蹴る音が、乾いた空気に響く。
「おはよう、唯我」
クラスメイトが声をかけてくる。成幸は軽く会釈を返した。
「……おはよう」
声が、少し硬い。
教室に入る。3年A組。自分の席は窓際の一番後ろ。成幸は鞄を置き、椅子に座った。窓の外では、中庭の桜の木が風に揺れている。
(未来の俺は、この教室で何をしていた?)
記憶をたどる。でも、細かいことは思い出せない。未来の記憶は、断片的だ。大事なことだけが、ノートに書き留めてある。
「唯我くん、おはよう」
後ろから、明るい声。振り返ると、古橋文乃が立っていた。
紺色のロングヘアー。カチューシャ。左目の下のホクロ。モデル並みの美貌。文系科目は全国模試上位0.5%。「文学の森の眠り姫」と呼ばれる天才。
でも、彼女は未来で、失踪する。
「……ああ、おはよう」
成幸は、彼女の顔をまっすぐ見られなかった。
「どうしたの? 顔色、悪いよ?」
文乃が、心配そうに首をかしげる。黄土色の瞳が、成幸をのぞき込む。
「いや、大丈夫だ。ちょっと寝不足で」
「また徹夜で勉強? 唯我くん、努力家だねぇ」
彼女は笑った。
(この笑顔を、失いたくない)
成幸は、拳を握りしめた。
「……古橋、今日も頑張ろうな」
「え? うん、もちろん」
文乃は少し驚いた顔をして、それから、ふわりと笑った。
その笑顔が、胸に刺さる。
一時間目が始まる前、成幸は職員室に呼び出された。
「唯我、学園長が呼んでいる」
担任の言葉に、成幸は息を飲んだ。
(来た)
未来でも、この日、この時間に、呼び出された。
学園長室は、本館の四階にある。重厚な木の扉をノックすると、中から穏やかな声が返ってきた。
「入れ」
扉を開ける。
部屋の中には、応接セットと、壁一面の本棚。そして、大きな窓。その前に、一人の老人が立っていた。
学園長・一ノ瀬宗一郎。七十代。白髪をきっちりと後ろに撫でつけ、上品なスーツを着こなしている。温厚そうな笑みを浮かべているが、その目は鋭い。策士の目だ。
「唯我成幸くん、だね」
「はい」
「緊張しなくていい。座りたまえ」
成幸は、学園長の向かいのソファに腰を下ろした。背筋が伸びる。手のひらに汗がにじむ。
「単刀直入に言おう」
学園長は、窓の外を見ながら言った。
「君には、教育係を任せたい」
教育係。
一ノ瀬学園独自の制度。成績不振の生徒に対し、学園長が指名した優秀な生徒が、無報酬で個別指導を行う。報酬は「推薦状」と「学園長の覚えめでたくなる」こと。
成幸は、黙って学園長の言葉を待った。
「担当は、緒方理珠、古橋文乃、武元うるか。三人とも、得意科目は突出しているが、苦手科目は壊滅的でね。このままでは、志望大学への合格は難しい」
学園長は振り返り、成幸をまっすぐ見た。
「君の成績は、全教科で八割以上。努力型の秀才だ。彼女たちに、その努力の仕方を教えてやってほしい」
「……なぜ、俺なんですか」
「君の父親が、かつてこの学園の教師だった。知っているね?」
成幸の胸が、小さく痛んだ。
「……はい」
「唯我輝明。彼は、できない生徒を決して見捨てなかった。私は、君にその血が流れていると信じている」
学園長の声は、静かだった。
「期限は一年。週三回以上の指導義務。ノルマは、担当生徒の定期テスト平均点の上昇。失敗すれば、推薦状は取り消される」
推薦状。
あれがあれば、希望大学への推薦が得られる。うちの家計では、大学進学は推薦なしでは厳しい。
「……引き受けます」
成幸は、学園長の目を見て言った。
「ただし、条件があります」
「ほう」
「俺は、彼女たちを志望大学に合格させます。必ず、三人とも」
学園長は、わずかに目を見開いた。
「自信があるのかね」
「自信は、ありません」
成幸は、正直に言った。
「でも、やるしかないんです。俺には、やるしかない理由がある」
未来で、俺は失敗した。
理珠は心を閉ざし、文乃は消え、うるかは水泳をやめた。真冬先生は教師を辞めた。
全部、俺が、救えなかった。
今度こそ。
「……いい目だ」
学園長は、静かに笑った。
「期待しているよ、唯我くん」
学園長室を出ると、足が震えていた。
(始まった)
未来と同じ。教育係の任命。理珠、文乃、うるか。三人の運命が、俺の手に委ねられる。
でも、未来と違うのは、俺が「知っている」ということだ。
何が起きるか。誰が、どう不幸になるか。
成幸は、ブレザーのポケットに手を入れた。指先が、未来ノートの角に触れる。
(絶対に、変えてみせる)
でも、同時に、重圧がのしかかる。
未来のことを、誰にも話せない。
話せば、運命がさらに歪むかもしれない。
理珠にも。文乃にも。うるかにも。真冬先生にも。
誰にも、言えない。
一人で、抱え込むしかない。
成幸は、廊下の窓から中庭を見下ろした。
(俺は、一人でやるんだ)
その決意は、孤独で、重かった。
夕方。
成幸は、星見坂商店街を歩いていた。
駅前から学園方面へ四百メートル。四十二の店舗が並ぶ、地元の商店街。八百屋のおばちゃんが威勢よく声を張り、肉屋からはコロッケの匂いが漂う。夕暮れの光が、アーケードの屋根をオレンジ色に染めていた。
成幸は、商店街の奥にある小さな学習塾「みなみ塾」の前で足を止めた。
「ああ、成幸くん。今日も来てくれたか」
塾長の南田が、入口で看板を出していた。五十代の、面倒見の良い元教師。白髪混じりの短髪に、いつもよれよれのジャージ姿。
「お疲れさまです。今日も、小学生のクラスですか?」
「ああ、頼むよ。最近、算数でつまずく子が多くてね」
成幸は、この塾で週三回、アルバイトをしている。時給千円。家計を支えるための、大事な収入源だ。
「そういえば、学園長に呼ばれたんだって?」
南田が、何気なく言った。
「……よくご存じで」
「学園長とは、昔からの知り合いでね。お前さんのお父さんとも、仲が良かったんだ」
成幸は、黙った。
「教育係、引き受けたんだろう」
「はい」
「大変だと思うが、お前さんならやれるさ。お父さんに、そっくりだからな」
南田は、成幸の肩をポンと叩いた。
その手が、温かかった。
バイトを終えて家に着いたのは、夜の八時を過ぎていた。
「ただいま」
「おかえり、成幸」
母の花が、台所から顔を出す。四十代半ば。パート勤めで、いつも明るく笑っている。少し色あせたエプロンを身につけ、手には菜箸を持っていた。
「今日は、おでんだよ。大根、安かったから」
「おでんか。いいね」
居間に行くと、妹の葉月がこたつでスマホをいじっていた。
中学生。兄に似て黒髪だが、こちらは肩まで伸ばしている。制服のまま、だらしない姿勢で寝転がっている。
「あ、お兄ちゃんおかえり。今日、学校でさぁ——」
「葉月、まず座りなさい。行儀が悪い」
「えー、いいじゃん。疲れてるんだもん」
「疲れてるのはみんな同じだろ」
成幸は、鞄を置いて、手を洗った。
食卓に並ぶのは、大根、こんにゃく、ちくわ、卵。それと、白米。質素だが、温かい。
「いただきます」
「いただきまーす」
三人で、おでんをつつく。テレビからは、バラエティ番組の笑い声が流れている。
「成幸、学校はどう? もう三年生だし、勉強大変でしょ」
「まあ、何とか」
「お兄ちゃん、また塾のバイト増やしたの? 体壊すよ」
葉月が、大根をかじりながら言う。
「大丈夫だ。それより、お前こそ勉強しろよ。高校受験、来年だぞ」
「うっ……それは今言わないで」
葉月が、わざとらしく顔をしかめる。
花が、小さく笑った。
「そういえば、緒方さんとこのおばあちゃん、亡くなったの、もう五年になるのね」
成幸の箸が、止まった。
「……緒方?」
「ほら、商店街の近くに住んでた、ボードゲームを作ってた人。理珠ちゃんのおばあちゃんよ」
緒方瑞穂。
理珠の祖母。ボードゲームデザイナー。彼女が遺した「星渡りの盤」——未完成のボードゲーム。
「理珠ちゃん、あの子、小さい頃からおばあちゃんとばかり遊んでたからね。今も、あのゲームを大事にしてるんじゃないかしら」
花の言葉を聞きながら、成幸は未来ノートの記述を思い出していた。
『星渡りの盤。理珠の祖母が遺した未完成のゲーム。ルールブックは不完全。盤面と駒のみ残る。理珠の夢は、これを完成させること。しかし、両親の離婚のきっかけとなった秘密が隠されている』
(このゲームが、理珠の運命を左右する)
成幸は、ご飯を口に運びながら、考える。
(まずは、理珠に近づかないと)
でも、どうやって?
未来の記憶では、理珠は文系科目が壊滅的で、俺が教育係として勉強を教えることになる。でも、それだけじゃ足りない。
彼女の心を、開かないと。
「お兄ちゃん、ご飯つぶ、口についてるよ」
葉月が、指をさして笑った。
「……どこだ」
「右。ほら、そこ」
成幸は、手の甲で口元を拭った。
「もう、子供みたい」
「うるさい」
花が、楽しそうに笑った。
その笑顔を見て、成幸は思う。
(この家族を、守らないと)
父が死んで、五年。母は一人で、俺と葉月を育ててくれた。
父・唯我輝明。一ノ瀬学園の世界史教師だった。五年前、病気で亡くなった。
父は、よく言っていた。
「できない奴をわかってやれる男になれ」
「『できない』気持ちを分かってやれるのは、できなかった奴だけだからな」
成幸は、その言葉を、何度も何度も、心の中で繰り返してきた。
俺は、天才じゃない。要領も悪い。人の何倍も努力して、やっと成績を維持してきた。
でも、だからこそ、わかることがある。
「できない」という気持ちが、どれだけ苦しいか。
理珠も、文乃も、うるかも。
彼女たちは、得意科目では天才だ。でも、苦手科目では、俺と同じ「できない奴」になる。
(俺にしか、できないことがあるはずだ)
成幸は、おでんの卵を箸で割った。
半熟の黄身が、汁に溶けていく。
深夜。
家族が寝静まった後、成幸は自室で机に向かっていた。
参考書を開き、問題を解く。でも、頭に入ってこない。
未来の記憶が、ちらつく。
理珠の、何も映さない目。
文乃の、遠ざかる背中。
うるかの、落ちたゴーグル。
真冬先生の、疲れ切った背中。
「……くそ」
成幸は、シャーペンを置いた。
机の上で、スマホが震える。
一斉メールの通知。
成幸は、何気なく画面を見た。
そして、固まった。
『水泳部 武元うるか 交換留学推薦 選考通過のお知らせ』
送信元は、学園の国際交流課。
「……なんで」
声が、震えた。
未来の記憶では、うるかの留学話は、もっと後から始まるはずだった。六月の終わり。夏が近づいてから。
でも、もう、来た。
四月の、この時点で。
成幸は、スマホを握りしめた。指先が冷たい。顔から血の気が引いていくのが、自分でもわかる。
「違う……未来と、違う」
運命が、俺の知らないうちに、動き始めている。
いや、違う。
(俺が未来を知っているから、変わったのか?)
それとも、最初から、この未来は「俺が知っている未来」とは違うのか。
わからない。
でも、一つだけ確かなことがある。
「時間が、ない」
成幸は、未来ノートを開いた。
震える手で、ペンを取る。
『4月。うるか、交換留学推薦に選考通過。未来より二ヶ月早い』
書き込む。
文字が、歪む。
「……絶対に、間に合わせる」
成幸は、ノートを胸に抱いた。
心臓が、早鐘を打っている。
恐怖と、焦りと、そして、決意。
「今度こそ、みんなを救ってみせる」
窓の外では、星見坂の街灯が、静かに夜を照らしていた。
部屋の中に、スマホの画面の光だけが、青白く浮かんでいた。Noveliaとは?
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