この素晴らしい世界に祝福を! if カズマが復讐のダークヒーローになるルート
冒険者サトウ・カズマは、パーティーメンバーのアクア、めぐみん、ダクネスと共に魔王軍幹部ベルディアと戦っていた。
しかし最終決戦直前、アクアの失態により作戦が敵に漏洩。ついにカズマはブチ切れ、「お前ら、最低だ!」と叫び、パーティーを追放し、一人で戦うことを決意する。
「もう二度と誰も信じない」
その誓いと共に、カズマは闇ギルド『シャドウストーカー』に加入。そこで出会ったのは、かつてアクアに騙された元女神の闇神官マリア。彼女から、怒りと恨みを力に変える禁断スキル『怨念武装』を教わる。
カズマは怒りを武器に変え、ベルディアを一撃で撃破。しかしその姿は、もはや英雄のそれではなかった。
一方、アクアたちはカズマの本当の大切さに気づく。ダクネスは「私が彼を連れ戻す!」と宣言し、めぐみんは「私の爆裂魔法だけが彼を救える!」と誓い、アクアは……おにぎりを食べながら泣いていた。
カズマは魔王軍幹部を次々と倒し、ついに単身魔王城へ突入する。待ち受ける魔王は言う。「お前の本当の敵は俺ではない。お前自身の憎しみだ」
その言葉に、カズマは気づく。自分はただ、アクアたちに「ごめん」と言いたかっただけ
この素晴らしい世界に祝福を! if カズマが復讐のダークヒーローになるルート - 黒き刃の試し斬り ― トワイラの森と震える心
地下水路の空気は、あの日からずっと同じだ。ひんやりと湿っていて、カビと土と、何かもっと古いもの——血のような、鉄のような匂いが染みついている。
訓練場の壁に、紫色の燐光がゆらゆらと揺れていた。
俺は右手を見下ろす。手の甲に刻まれた呪印の刻印が、どくんどくんと脈打っている。黒くて、深くて、まるで生き物みたいだ。この三日間、ずっとこんな感じだ。疼く。熱い。でも——嫌な感じじゃない。
「いいわ。刻印は完全に安定したようね」
マリアが背後から声をかけてきた。振り返ると、彼女はいつもの薄ら笑いを浮かべて、金色の目で俺の右手を見つめている。腰まである薄紫色の長い髪が、片側だけ編み込まれていて、それがゆらりと揺れた。
「ああ。なんだか、自分の手じゃないみたいだ」
「ふふ……それでいいのよ。それはもう、あなたの怒りそのものなんだから」
マリアは左手を持ち上げた。彼女の手の甲にも、いくつもの呪印が重ねて刻まれている。古いもの、新しいもの——まるで年輪みたいに、幾重にも重なった刻印。その一本一本が、彼女が積み重ねてきた憎しみの歴史なんだろう。
「今日は実戦よ。トワイラの森に行きなさい。奥地にトロールがいるわ。そいつを狩るの」
「トロールか……」
「そう。全長三メートルはある大物よ。普通の冒険者ならパーティを組んでかかる相手。でも——今のあなたなら、一人で倒せる」
マリアは、俺の右手の刻印にそっと指を触れた。
「忘れないで。怒りを込めるのよ。お前を裏切った最低な仲間たちを思い出して」
その言葉に、刻印がズキリと疼いた。
アクアの顔が浮かぶ。ヘラヘラ笑って、「えへへ、ごめん~」とか言いやがったあの顔。五万エリスを川に落としたこと。結界をぶっ壊して三十万エリスの借金を作ったこと。何より——命懸けの作戦を、酔った勢いで敵に全部バラしたこと。
「……ああ」
頭の中で、めぐみんの顔が浮かぶ。毎回爆裂魔法をぶっ放しては行動不能になって、俺におんぶされてた小さな体。黒い髪と深紅の目。我が名はめぐみん!とか言って、全然話を聞かないくせに、俺の愚痴は適当にあしらうんだ。
ダクネスの顔も浮かぶ。真面目な顔して、すぐに変態スイッチが入るんだ。恥辱妄想で息が荒くなって、敵の攻撃をわざと受けて鎧を毎回ダメにした。でも、仲間を守る時だけは本気で盾になる。
——そこまで考えて、刻印が激しく脈打った。
右手に、黒いオーラが集まってくる。ブワッと渦を巻いて、それが固まり、一本の短剣の形になった。黒くて、冷たくて、手に吸い付くみたいにぴったりと馴染む。
「これが……俺の力か」
声が、少し震えてた。
でも、悪い気分じゃなかった。むしろ——これでやっと、何かが変わる気がした。
「いい目だわ」
マリアが口元をほんの少しだけ緩めた。彼女が笑ったのを見るのは、初めてかもしれない。
「でも気をつけて。力に飲まれるんじゃないわ。あくまで、あなたが使う側なの。それを忘れたら——」
彼女は、自分の左手の刻印を見つめた。
「——戻れなくなる」
少しだけ、彼女の声に寂しさが混ざった気がした。
「……わかった」
俺は短剣を握りしめる。力を込めると、黒いオーラがボウッと勢いを増した。
「行ってくる」
地下水路を出ると、外は朝だった。
アクセルの街の石畳を踏みしめる。いつもの雑踏——商人の呼び声、馬車の車輪の音、どこかから聞こえる子供の笑い声。もう、この街に来てどれくらい経つんだろう。
商業地区の枯れ井戸から地上に出て、街の南門へ向かう。トワイラの森は、アクセルの南西十五キロだ。歩いて三時間くらいか。
(森の奥地に、トロールかよ……)
トロールは、巨人の一種だ。身長三メートル、体重は優に三百キロを超える。棍棒の一撃は岩をも砕く。普通の冒険者なら、パーティを組んでかかる相手。
でも——今の俺なら。
右手の刻印が、また疼いた。
(やれるさ)
いや、やるんだ。あいつらに——アクアたちに、見せつけてやる。俺は一人でも戦えるんだってことを。
南門を抜けて、草原の道を歩く。
空は青くて、雲がぽつぽつと浮かんでいる。遠くでヒバリが鳴いてる。のどかな風景。でも、俺の心の中は、どろどろした黒いものでいっぱいだった。
あいつらは最低だ。
ふと、頭の中に声が響いた。
自分の声じゃない。もっと低くて、ドロドロした、別の誰かの声。
「……またかよ」
刻印が疼くたびに、この声が聞こえる。
(まだ大丈夫だ。まだ、俺は俺だ)
自分に言い聞かせて、足を速めた。
トワイラの森に着いた時には、太陽がもう真上にきていた。
森の入口には、古びた木の看板が立っている。『トワイラの森——いのちをだいじに』って、誰かが下手な字で書きやがった。あんまり説得力のない警告文だ。
森の中は、ひんやりと暗い。巨木がびっしりと生い茂ってて、葉っぱが日光をさえぎるから、昼間でも薄暗い。地面は苔でふかふかしてて、踏むたびにしっとりと沈む。空気は湿ってて、木のにおいと、何かちょっと腐ったような甘いにおいが混ざってる。
「奥地って言ったよな……」
俺は森の奥へと進む。
ジャイアントトードが何匹かいたけど、こいつらは無視だ。今の俺には、雑魚すぎる。
三十分ほど歩いた頃だろうか。
急に、あたりの空気が変わった。
木々がもっと高く、もっと太くなってる。幹には大人の腕くらいの太さのツタが巻きついてて、まるで太古の森みたいな雰囲気。そして、空気が重い。
——ドスン。
地面が、揺れた。
——ドスン。ドスン。
何かが、近づいてくる。
巨木の陰から、そいつは現れた。
全長三メートルはある巨大な人型。皮膚は灰色で、ひび割れた岩みたいにゴツゴツしてる。右手に、丸太をそのまま削り出したような棍棒を持ってる。その太さは、俺の胴回りくらいありそうだ。
トロールだ。
トロールの小さな目が、ぎょろりと動いて、俺を捉えた。鼻の穴がひくひくと動いて、臭い息がブワッと吹き出した。
「グオオオオオッ!」
すごい咆哮。耳がキーンとなる。
トロールが、棍棒を振りかざして突進してきた。地面が揺れる。落ち葉が舞い上がる。巨体がまっすぐに迫ってくる——。
(怖くない)
不思議と、そう思った。
恐怖よりも先に湧き上がったのは、怒りだった。
頭の中で、アクアの笑顔がフラッシュバックする。
『えへへ、ごめん~!』
あいつの顔が浮かぶたびに——右手の刻印が、ひときわ強く輝いた。紫色の光が、手の甲から溢れ出す。
「これが——!!」
右手に握った短剣が、一気に形を変える。
黒いオーラがボウッと噴き出して、刃が伸びる。二十センチ、三十センチ、一メートル——気がつけば、それは黒い長剣になっていた。刀身全体がどす黒いオーラに包まれて、空気そのものを腐らせるように、じじじ……と不気味な音を立てている。
「俺の怒りだぁっ!!」
一閃。
黒い軌跡が、宙を裂く。
トロールの棍棒が、真っ二つに斬り飛ばされた。続けて——首だ。
ズバァァァッ!!
巨大な灰色の首が、切り口から血を吹き出しながら飛んでいく。首はくるくる回って、苔むした地面にドサリと落ちた。
一拍遅れて、胴体が崩れ落ちる。
ドォォォン……。
地響きがして、それから——森が静かになった。
倒れたトロールの血が、地面にじわりと広がっていく。
「はぁっ……はぁっ……」
肩で息をしながら、俺は剣を見下ろした。
黒いオーラが、まだぐらぐらと揺れている。
「やった……のか?」
トロール。S級相当とまではいかないけど、普通ならパーティでかかる相手だ。それを、たった一撃で。
(これが、怨念武器化の力……)
思わず、口元が歪んだ。
笑ってるんだ、俺。
圧倒的な力。仲間への憎しみが、これほどの破壊を生む。ざまあみろ——あいつらなしでも、俺は戦えるんだ。
その時。
剣を握る右手が、突然、激しく震え始めた。
「なっ……!?」
自分の意志とは関係なく、手がぶるぶると痙攣している。剣がガチガチと揺れて、黒いオーラが不安定にちらつく。
そして——。
——あいつらは最低だ。もっと憎め。
頭の中で、声が囁いた。
「……誰だ」
——お前を裏切った。お前の信頼を、あいつらはなんだと思ってた。
「うるさい……」
——もっと怒れ。怒りがお前の力だ。
声は、俺の声に似てるようで、違う。低くて、ドロドロして、耳の奥にこびりつくような声。
「……クソッ」
頭を振った。でも、声は消えない。
それどころか——なんだろう、この感じ。
不快じゃないんだ。むしろ、気持ちいい。
殺した瞬間、何かがスッと軽くなった気がする。胸の奥にたまってたどろどろしたものが、剣を通して外に出ていったみたいな——。
「俺は……大丈夫だ」
自分に言い聞かせる。
大丈夫。まだ、俺は俺だ。
震える右手をもう一度ぎゅっと握りしめて、黒い剣を消した。ブワッとオーラが霧散して、剣は闇の中に溶けていく。
刻印だけが、まだじんじんと疼いていた。
一方、その頃——。
アクセルの街、風見鶏亭の二階酒場。
昼下がりの酒場は、普段なら冒険者たちの酒盛りで賑わってる時間だ。名物の冒険者カレーの匂いが、場内に漂っている。
でも、隅のテーブルに座る三人の女の子たちは、誰も注文しようとしなかった。
「カズマが、地下水路に潜んでるらしい」
ダクネスが、声を潜めて言った。
ブロンドの長い髪をポニーテールにした彼女は、青い目を真剣に見開いている。その表情には、いつもの変態的な妄想に耽る時のだらしなさは、かけらもなかった。
「それで……さっき受付で聞いたんだが、今朝、一人でトワイラの森に向かったという目撃情報がある」
「トワイラの森!?」
アクアがガタンと椅子を鳴らして立ち上がった。水色のポニーテールが大きく揺れる。
「そんな……一人で森になんて、危険すぎるじゃない!カズマのバカ!どうしてそんな無茶を!」
大きな青い瞳が、うるうると潤み始める。
「落ち着け、アクア」
めぐみんが、杖をぎゅっと握りしめた。黒髪の小さな魔法使いは、深紅の目をまっすぐに前へ向けている。
「だが、これはチャンスだ。ずっと地下水路に潜られては、我々にも手が出せなかった。森なら——我の爆裂魔法の射程範囲内だ」
「お前、いきなりぶっ放す気か!?」
ダクネスが突っ込む。
「当然だ。我が爆裂魔法の素晴らしさを、あいつはまだ半分も理解していない。このまま終わるわけにはいかないのだ」
めぐみんは、小さな胸を張った。
「それに——カズマがいないと、我の運搬手段が」
「やっぱりおんぶ前提か!」
「うぅ……ひっく……」
アクアが、両手に握りしめたおにぎりを見つめながら、泣き始めた。
「私、今度こそカズマに謝るんだから!ちゃんと謝って、それで——それで——」
「よし」
ダクネスが立ち上がった。
「私が彼を取り戻す。誰がなんと言おうと、私がやるんだ」
彼女の青い目が、力強く輝いている。
「こんな終わり方は、あまりにも惨めすぎる。私の恥辱にまみれた妄想より、もっと惨めだ」
「それと比べるな!」
「行くぞ。トワイラの森へ」
三人は、風見鶏亭を飛び出した。
石畳の道を駆け抜ける。南門を抜けて、草原の道を——トワイラの森へと向かって、走る。
森の出口が近づいてきた。
俺は、トロールの素材を剥ぎ取って、革袋に詰め込んでいた。トロールの皮はそこそこの値段になる。牙も、素材として売れるだろう。ギルドに持っていけば、何万エリスかにはなるはずだ。
(これで、少しは借金が……)
——あいつらは最低だ。
また、声がした。
「……わかってるよ」
右手が、まだ少し震えてる。刻印が、じわりと熱い。
トロールとの戦闘から三十分くらい経っただろうか。でも、あの声は消えない。ずっと、頭の片隅で囁き続けている。
——もっと憎め。怒れ。お前の力は、そのためのものだ。
「ちっ……」
革袋を背負って、歩き出す。
木々の間から、森の出口の光が見えてきた。草原の向こうに、アクセルの街の屋根がうっすらと見える。
——その時だ。
「カズマーっ!!」
叫び声が聞こえた。
びくっとして顔を上げる。
森の出口の向こう。草原の道を、三人の影がこっちに向かって走ってくる。
水色のポニーテールを揺らして、アクアが先頭を走ってる。その後ろに、黒髪のめぐみん。ブロンドのダクネス。
「あいつら……!」
瞬間——。
右手の刻印が、ドクンッ!!と激しく脈打った。
さっきまでとは比べ物にならないくらい、激しい疼き。熱い。熱すぎる。まるで手の甲を焼きゴテで押し付けられたみたいな、突き刺すような痛み。
「ぐっ……!?」
うずくまりそうになるのを、なんとかこらえる。
——あいつらだ。お前を裏切った最低な連中だ。
頭の中の声が、はっきりと聞こえた。
——殺せ。
「……やめろ」
——怒りを思い出せ。お前の力だ。
右手が、無意識に動いた。
黒いオーラが、ブワッと噴き出す。手の中で、怨念の剣が自然と形を作っていく。
「カズマー!やっと見つけたぞ!」
ダクネスが、駆け寄ろうとして——立ち止まった。
「……なんだ、あの黒いオーラは」
彼女の青い目が、驚きに見開かれる。
めぐみんも、足を止めた。
「あの魔力……ただの闇属性ではない。何か、もっと……ドロドロとした……」
紅魔族の深紅の瞳が、真剣な色で俺のことを見つめてる。
アクアが、一歩、前に踏み出した。
「カズマ……どうしちゃったの?なんで、そんな真っ黒いオーラを……?」
彼女の大きな青い目が、涙でいっぱいになっている。
「カズマ、私、私ね——」
「来るな」
俺の声は、驚くほど冷たかった。
自分でもびっくりするくらい、低くて、感情のない声。
アクアの足が、ピタリと止まる。
「……カズマ」
彼女の顔が、くしゃくしゃに歪んでいく。
でも——俺は、右手の剣をもっと強く握りしめた。
頭の中で、声が響き続ける。
——あいつらは最低だ。
——お前を利用しただけだ。
——殺せ。
「……ちがう」
呟く。でも、声が震える。
(違うのか?本当に?)
わからない。もう、何が正しいのか。
刻印が、一層強く輝いた。
怨念の剣が、不気味なうなり声を上げて、宙を震える。
「カズマ……お願い、こっちを見て」
アクアが、涙声で言う。
「私、ちゃんと謝るから!あの時、作戦をバラしちゃったこと、借金のこと、今までずっと迷惑かけてきたこと——全部、ちゃんと謝るから!」
「我もだ」
めぐみんが、杖を握りしめて前に出た。
「我は、ただ爆裂魔法の素晴らしさを理解してほしかっただけだ。でも——お前がいないと、我の爆裂魔法は——輝けない」
「私も、ちゃんと言うぞ」
ダクネスが、胸に手を当てて宣言した。
「私は——お前に、もっと盾にされて、もっと罵られて、もっと——」
「今それ言う!?」
めぐみんが、思わずツッコんだ。
その瞬間。
ふっ、と。
頭の中の声が、少しだけ——小さくなった気がした。
(こいつら……本当に、バカだな)
心の奥底で、何かが緩む。
でも——それでも。
「……まだ、来るな」
俺は、震える声で言った。
「俺は——まだ、大丈夫じゃない」
右手の剣が、ぐらぐらと揺れる。
黒いオーラと、それから——何か、別の感情が、胸の中でぶつかり合ってる。
怒りと、憎しみと、それから——ほんの少しの、さみしさ。
四人は、森の出口で立ち尽くしていた。
アクアは、涙をぽろぽろこぼしながら、俺をまっすぐに見つめている。めぐみんは、深紅の目をぎらつかせて、俺の出方をうかがっている。ダクネスは——なんだかちょっと、興奮してるような顔で俺を見てる。
マジで変態だな、こいつは。
「……はあ」
思わず、ため息が出た。
(なんで俺は、こんなやつらとパーティ組んでたんだろうな)
右手の刻印が、まだ疼いてる。頭の中の声も、完全には消えていない。
でも——少しだけ、さっきより息がしやすくなった気がする。
俺は、黒い剣を持ったまま——動けなかった。
こいつらを憎む気持ちは、まだある。でも、こいつらを信じたい気持ちも、どこかにある。
その二つの気持ちが、ぐちゃぐちゃになって——俺は、一歩も動けずに、ただ立ち尽くすことしかできなかった。
森の奥から、風が吹き抜ける。
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