毎朝おなじ朝がくる。だからわたしは、きみを一番愛する者を守りつづける
毎朝おなじ朝がくる。だからわたしは、きみを一番愛する者を守りつづける
春人はどこにでもある地方都市で、平穏な高校生活を送っていた。澄み渡る空、同じ教室、変わらない友人たちの笑顔。毎朝、妹の日向がベッドに飛び込んでくる。幼なじみの茉央が笑顔で迎えてくれる。後輩の日向が下駄箱で待っている。なぜ自分がこんなに好かれているのか、春人にはわからない。ただ、優しい日々をそのまま受け入れていた。
そこへ転校生の司が現れる。ツンデレで、いつも強がっているのに、どこか寂しげ。春人は彼女が気になって仕方がない。なぜか司は春人をじっと見つめ、茉央や日向に妙に近づき、時には一人で泣きそうな顔をしている。春人には理由がわからない。
教室の片隅で、司は静かに誰かを見つめている。同じ場所で、同じ人々が同じ言葉を繰り返す。その反復に誰も気づかない——司を除いては。春人もまた、「茉央はいつもこの時間にいたっけ?」と呟く。言い知れぬ不安がよぎるが、司はすぐに話をそらす。
日々は甘く、優しく流れていく。突然黙り込んだ司の横顔に、春人は説明のつかない悲しみを見る。どうしたのかと尋ねると、彼女は「なんでもない」と笑って
毎朝おなじ朝がくる。だからわたしは、きみを一番愛する者を守りつづける - 巻き戻る月曜日 ―― 今度は俺が、君を守る
違う、と思った。
目が覚めた瞬間、春人の左手首が、燃えるように熱かった。
ベッドの上で、春人は自分の左手首を握りしめていた。心臓が、耳の奥で、ドクンドクンと脈打っている。朝の光がカーテンの隙間から差し込んで、部屋の中を白く染めていた。
(月曜日だ)
春人は、天井を見つめたまま、息を吐いた。
昨日、司が消えた。土曜日の夕暮れに、キリハ川の堤で、泣きながら告白した。好きなの、ずっと、前から。そして、明日、私も消されるの。その言葉通り、日曜日の朝、司は教室から、世界から、存在ごと消えていた。
春人は、司のいない教室で、一人、窓の外を見ていた。
茉央が消えた。日向が消えた。司が消えた。
三人とも、春人の前から、いなくなった。
(なのに)
春人は、左手首を見つめた。古い傷跡が、朝の光の中で、うっすらと浮かび上がっている。この傷が、いつ、どうやってできたのか、春人には思い出せない。でも、今朝は、この傷が、はっきりと熱を持っていた。
(なんで、こんなに熱いんだ)
春人は、傷跡に触れた。指先に、じわりと熱が伝わる。鼓動のように、規則的に、脈打っている。
その時だった。
春人の頭の中で、いくつもの声が、同時に響いた。
『この道、前も歩いた気がする』
茉央の声だった。木曜日の夕暮れ、三人で歩いたキリハ川の土手で、茉央が、ぽつりと呟いた言葉。
『なぜか、先輩のそばが落ち着くんです』
日向の声だった。下駄箱の前で、笑いながら、春人に言った言葉。
『私が消えても、アンタが気づけば、世界は変わるかもしれない』
司の声だった。土曜日の夕暮れ、涙で濡れた瞳で、春人に告げた言葉。
三つの声が、春人の頭の中で、重なった。
(気づけば、世界は変わる)
春人は、ゆっくりと体を起こした。
(俺は、同じ一週間を、何度も繰り返してる)
その考えが、今朝は、はっきりと、確信に変わっていた。
漠然とした違和感じゃない。根拠のない不安でもない。茉央の言葉、日向の言葉、司の言葉、そして、毎晩見る、忘れられない夢。全ての断片が、一つの絵を描き始めていた。
(月曜日。また、月曜日だ)
春人は、ベッドから降りた。
「お兄ちゃん、朝だよ!」
ドアの向こうから、陽菜の声がした。中学二年生の妹は、毎朝、決まった時間に春人を起こしに来る。その声は、昨日も、一昨日も、きっと明日も変わらない。
春人は、ドアを開けた。
陽菜が、立っていた。短い黒髪が、朝の光を弾いて揺れている。彼女は、春人の顔を見て、ほんの一瞬だけ、眉をひそめた。
「……寝不足? 顔、すごいよ」
「ちょっとね」
春人は、曖昧に笑った。
陽菜は、それ以上追及せず、いつものように明るい声で言った。
「ご飯できてるからね。今日も、気をつけてね」
その言葉が、春人の胸に、ずしりと響いた。
(今日も、気をつけてね)
いつもの言葉。毎朝、陽菜が言う、何気ない一言。でも、今朝は、その言葉が、これまでとは違う重みを持っていた。
(陽菜は、何を知ってるんだ)
春人は、陽菜の背中を見つめた。
陽菜は、階段を降りていく。その背中は、いつもと変わらない。でも、今朝の春人には、その背中が、どこか、遠くにあるように見えた。
春人は、洗面所に向かった。
鏡を見る。そこに映る自分の顔は、たしかにひどいものだった。目の下にはうっすらと隈ができ、唇は乾いて白っぽい。昨日、一睡もできなかったせいだ。司のことを考えると、眠ることすら許されない気がした。
(司さん)
春人は、蛇口をひねり、冷たい水で顔を洗った。水の冷たさが、ぼんやりとした頭を無理やり覚醒させる。タオルで顔を拭きながら、もう一度鏡を見た。
(俺は、今度こそ、動く)
春人は、リビングに降りずに、玄関に向かった。
「お兄ちゃん? 朝ごはんは?」
陽菜の声が、後ろから追いかけてくる。
「先に行くね」
春人は、靴を履き、勢いよくドアを開けた。
外の空気が、冷たく肌に触れた。
春人は、走った。
家からキリハ川の堤までは、歩いて十分ほどの距離だ。住宅街の坂を下り、川沿いの道に出る。春人は、息を切らしながら、いつもの通学路を駆け抜けた。
(司さんは、いるのか)
春人は、走りながら、考えていた。
司は、消えた。世界から、存在ごと。でも、春人は、司を覚えている。司の告白を、司の涙を、司の言葉を、確かに覚えている。
(もし、司さんが、また月曜日に戻ってきてるなら)
春人は、キリハ川の堤に着いた。
息が上がっていた。肩で息をしながら、土手の上の道を、ゆっくりと歩き出す。
朝の川は、静かだった。水面が、朝日を受けて、きらきらと光っている。風が吹くたび、土手の草が、ざわざわと揺れた。
春人は、土手の途中で、足を止めた。
司が、立っていた。
明るい茶髪のサイドポニーテールが、朝風に揺れている。前髪を手で払う仕草。右耳の小さな銀色のピアスが、朝日を受けて一瞬光った。
司は、こちらに気づいていなかった。
彼女は、川のほうを向いて、一人で、泣いていた。
肩が、小刻みに震えている。両手で顔を覆って、声を押し殺して、泣いていた。
春人は、動けなかった。
(司さんが、泣いてる)
土曜日の夕暮れ、司は、春人の前で、泣きながら告白した。その涙を、春人は、受け止められなかった。茉央と日向を失った直後で、心が麻痺していた。誰かの想いを受け止める余裕なんて、どこにも残っていなかった。
(でも、今は)
春人は、一歩、前に踏み出した。
草を踏む音が、静かな朝の空気に響いた。
司が、はっと顔を上げた。
涙で濡れた琥珀色の瞳が、春人を捉えた。司は、一瞬、何が起きているのか分からないような顔をして、それから、慌てて涙を手の甲で拭った。
「は、春人……なんで、ここに」
司の声は、掠れていた。
春人は、司の前に立った。二人の間に、朝日が長い影を落としている。
「司さんを、探してた」
春人の声は、自分でも驚くほど、落ち着いていた。
司は、目を見開いた。
「探してたって……何言ってるの。アンタ、私が……消えたこと、覚えてるの?」
「覚えてるよ」
春人は、はっきりと言った。
「茉央も、日向も、司さんも。みんな、消えたこと。俺は、全部、覚えてる」
司の唇が、震えた。
「うそ……なんで……今まで、誰も……」
司は、その場に、崩れ落ちそうになった。
春人は、とっさに、司の手を取った。
司の手は、氷のように冷たかった。
「司さん」
春人は、司の手を、両手で包み込んだ。
「もう、一人で背負わないでくれ。今度は、俺が、君を守る」
その言葉を聞いた瞬間、司の瞳から、大粒の涙が、溢れ出した。
「なんで……なんで、そんなこと言うの……」
司は、泣きながら、笑おうとした。
「私、何度も、何度も、アンタに言われたかったの。でも、誰も、言ってくれなかった。アンタも、いつも、私のことを……ただの転校生だって……」
司の言葉は、途切れ途切れで、意味をなしていなかった。
「私、一人で、ずっと、ずっと……茉央も、日向も、守れなくて……アンタにも、嫌われて……」
「嫌いになんて、なってない」
春人は、司の手を、強く握った。
「司さんが、一人で戦ってたこと、俺は、今、やっと分かった。遅すぎたかもしれない。でも、これからは、違う」
春人は、司の目を、まっすぐに見つめた。
「今度は、俺が、君を守る」
司は、春人の胸に、顔を埋めた。
春人は、司の体を、抱きしめた。
司の体は、震えていた。春人の胸元で、司が、声を押し殺して泣いている。その体温が、春人の胸に、じんわりと伝わってくる。
(温かい)
春人は、司の背中に回した手に、力を込めた。
その時だった。
春人の左手首が、強く熱を帯びた。
(まただ)
春人は、左手首を見た。
古い傷跡が、朝日の中で、白く浮かび上がっている。その傷跡が、光を帯びていた。
「春人……」
司が、春人の胸元で、顔を上げた。
涙で濡れた瞳で、春人の顔を見上げる。
「今、何かが……変わった」
司の言葉が、朝の空気に染み込んでいった。
その瞬間、世界が、軋んだ。
木々が、ざわめいた。風が、止まった。キリハ川の水面が、一瞬、逆流するような感覚。
春人は、息を呑んだ。
(何だ、これは)
世界が、揺れている。
でも、それは、一瞬のことだった。
すぐに、風が吹き、木々がざわめき、川は、いつものように流れ始めた。
「今の……見た?」
司が、震える声で言った。
「ああ」
春人は、頷いた。
「何かが、確かに、動いた」
司は、春人の胸に、顔を埋めたまま、小さく頷いた。
「でも、まだ……茉央と日向が、本当に戻ったかは、分からない」
司の声は、小さく、震えていた。
「私の記憶は、毎回、保持される。でも、消された二人の記憶が戻るかは……アンタにかかってる」
春人は、司の言葉を、ゆっくりと噛みしめた。
(俺に、かかってる)
春人は、司の肩を、そっと離した。
「俺にしか、できないことがあるんだな」
司は、涙で濡れた顔を上げて、春人を見た。
「そうよ。だから、私を……一人にしないで」
司の声は、泣き声が混じっていて、でも、どこか、ほっとしているようにも聞こえた。
春人は、司の手を取った。
「行こう」
春人は、司の手を握ったまま、歩き出した。
司は、一瞬、驚いた顔をしたが、すぐに、春人の手を、握り返した。
二人は、手を繋いで、キリハ川の堤を歩き出した。
朝の川は、静かだった。水面が、朝日を受けて、きらきらと光っている。風が吹くたび、土手の草が、ざわざわと揺れた。
(手、冷たい)
春人は、司の手の冷たさを感じながら、歩いていた。
司の手は、さっきまで氷のように冷たかった。でも、今は、少しだけ、温かくなっている気がした。
「……ねえ、春人」
司が、ぽつりと言った。
「なに?」
「アンタ、なんで、私がここにいるって分かったの?」
春人は、少し考えてから、答えた。
「分からなかった。でも、司さんなら、ここにいる気がした」
司は、黙った。
それから、小さく、笑った。
「なにそれ。意味分かんない」
「そうだね。俺も、分かんない」
春人も、笑った。
司の笑い声は、朝の空気に、軽やかに響いた。
その時だった。
通学路の向こうに、人影が見えた。
春人は、足を止めた。
陽菜が、立っていた。
中学二年生の妹が、通学路の途中で、二人を見つめていた。
でも、いつもの明るい笑顔じゃなかった。
静かで、どこか、安堵したような微笑み。
「陽菜……?」
春人は、陽菜の名前を呼んだ。
陽菜は、ゆっくりと、春人に近づいてきた。
「お兄ちゃん、やっと気づいたんだね」
陽菜の声は、静かだった。
「気づいたって……何を?」
春人は、陽菜の顔を見つめた。
陽菜は、微笑んだまま、春人を見つめ返した。
「今はまだ、それでいいの」
陽菜は、それだけ言って、学校のほうへ向かって、歩き出した。
「待って、陽菜!」
春人は、陽菜を追いかけようとした。
でも、司が、春人の手を、強く握った。
「春人、待って」
司の声は、真剣だった。
「陽菜ちゃんは、多分……知ってる。この世界のことを」
春人は、司の顔を見た。
「陽菜が?」
司は、小さく頷いた。
「私も、確信はない。でも、陽菜ちゃんは……ずっと、何かを知ってるような気がしてた」
春人は、陽菜の背中を見つめた。
陽菜は、もう、遠くに行っていた。
(陽菜が、何かを知ってる)
その事実が、春人の胸に、重く沈んでいった。
無邪気な妹だと思っていた。毎朝、ベッドに飛び込んでくる、明るい妹。でも、その笑顔の裏に、春人の知らない何かが、隠されている。
(陽菜、お前は、何を知ってるんだ)
春人は、陽菜の背中を、見えなくなるまで、見つめていた。
「行こう、春人」
司が、春人の手を、そっと引いた。
「学校、行かなきゃ」
「……ああ」
春人は、司と手を繋いだまま、学校へ向かって歩き出した。
教室に着くと、春人は、茉央の席を見た。
茉央の席は、なかった。
最初から、なかったかのように。
(やっぱり、消えたままだ)
春人は、自分の席に座った。
司は、春人の隣の席に座った。
「茉央の席は、まだ戻ってない」
司が、小さく言った。
「うん」
春人は、頷いた。
「でも、諦めない」
春人は、ノートを取り出した。
白いノート。文芸部で使うために買った、何の変哲もないノート。春人は、そのノートを開いた。
そこには、昨日の夜、春人が書いた文字があった。
『月曜日』
『茉央』
『日向』
『司』
春人は、そのページを、そっと撫でた。
(絶対に、忘れない)
春人は、ノートを閉じた。
放課後、春人は、下駄箱に向かった。
日向の下駄箱は、なかった。
最初から、なかったかのように。
(日向の下駄箱も、消えたままだ)
春人は、下駄箱の前で、立ち尽くした。
司が、隣に立った。
「日向の下駄箱も、ない」
「ああ」
春人は、頷いた。
「でも、茉央が書いた小説の切り抜きは、消えずに残ってるはずだ」
春人は、文芸部室に向かった。
司も、後ろからついてきた。
文芸部室は、校舎三階の東端にある。春人は、部室の扉を開けた。
中は、静かだった。
机が四つ、本棚が三つ。窓から、夕日が差し込んでいる。
春人は、本棚の前に立った。
文芸部の部誌『キリハ』が、何冊も並んでいる。春人は、その中の一冊を手に取った。
ページをめくる。
茉央が書いた小説『川の向こう』が、そこに載っていた。
春人は、そのページを、ゆっくりと読んだ。
『その人は、私が忘れても私を覚えていてくれる』
その一文が、春人の目に飛び込んできた。
(消えてない)
春人は、そのページを、夕日に透かした。
茉央の書いた言葉が、確かに、そこに残っていた。
「茉央の書いたものは、私じゃなくて、アンタが覚えているから、残ってるのよ」
司が、静かに言った。
「俺が、覚えているから」
春人は、その言葉を、繰り返した。
(覚えていることが、反復に抗う鍵)
春人は、ノートを取り出した。
茉央の小説の続きを、書き始めた。
『茉央、日向、俺は、お前たちを忘れない。必ず、また会える』
春人は、その言葉を、ノートに書き記した。
その瞬間、春人の左手首の傷が、再び、熱を帯びた。
(あつい)
春人は、左手首を押さえた。
古い傷跡が、夕日の中で、白く浮かび上がっている。その傷跡が、鼓動のように、脈打っていた。
「春人、大丈夫?」
司が、心配そうに、春人の顔を覗き込んだ。
「大丈夫」
春人は、笑った。
「この傷が、熱いんだ。でも、嫌な熱さじゃない。何かが、動いてる感じがする」
司は、春人の左手首を見つめた。
「その傷……私、前から気になってた。アンタ、この傷のこと、覚えてないんでしょ?」
「ああ。いつ、どうやってできたのか、全然、思い出せない」
春人は、傷跡を、指でなぞった。
「でも、今は、この傷が、何かの鍵だって気がする」
司は、黙って、春人の左手首を見つめていた。
夕日が、窓から差し込んで、部室の中を、赤く染めていた。
春人は、窓の外を見た。
キリハ川の水面が、夕日に輝いていた。
街の時計が、まだ、月曜日を刻んでいる。
(反復の七日間には、亀裂が走った)
春人は、ノートを閉じた。
(でも、亀裂は、まだ、完全な解放じゃない)
春人は、司を見た。
司は、夕日に照らされて、琥珀色の瞳を、きらきらと輝かせていた。
「司さん」
春人は、司の名前を呼んだ。
「なに?」
「これから、どうすればいいか、一緒に考えてくれる?」
司は、一瞬、驚いた顔をして、それから、笑った。
「当たり前でしょ。アンタ一人に、何ができるって言うのよ」
司の笑顔は、夕日の中で、眩しかった。
「ありがとう」
春人は、司に、微笑みかけた。
司は、照れたように、目を逸らした。
「べ、別に、アンタのためじゃないんだから。茉央と日向を助けるためよ」
「うん、そうだね」
春人は、笑った。
(司さんは、やっぱり、司さんだ)
春人は、窓の外を見た。
キリハ川が、夕日に染まって、静かに流れている。
街の時計が、まだ、月曜日を刻んでいる。
(茉央、日向、待っててくれ)
春人は、ノートを、胸に抱きしめた。
(必ず、また会える)
春人の左手首の傷が、夕日の中で、静かに、熱を帯びていた。
窓の外では、キリハ川の水面が、夕日に輝いていた。
街の時計は、まだ、月曜日を刻んでいる。
反復の七日間には、確かに、亀裂が走った。
でも、亀裂は、まだ、完全な解放じゃない。
春人は、司と共に、消えた二人の記憶を取り戻すための、長い戦いを始める。
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