戦闘員、学園に派遣されます!
悪の秘密結社の最下級戦闘員・六号、給料は月3000ポイント。命の値段が安すぎる彼に下された新たな任務は、なぜか平和すぎる高校への潜入だった。「魔王も勇者もいない。あるのは普通の高校生活だけ」——そんな世界で悪行ポイントを稼ぐ方法は、たったひとつ。生徒会長になって学園を支配すること。報酬は10万ポイント。薄給に喘ぐ戦闘員にとって、これは是が非でも勝ち取らねばならない大勝負だ。しかし、その学園はただの高校ではなかった。異世界勢力が跋扈する代理戦争の舞台であり、かつて六号が奪った魔導石が土に埋もれ、そして学園は謎の結界に閉ざされていく。風紀委員に追われ、見えない敵に狙われ、それでもめげない最下級戦闘員の、波乱に満ちた学園侵略ラブコメディ。魔王も勇者もいないけれど、なぜか女子にモテる未来が待っているなんて、彼はまだ知らない。
戦闘員、学園に派遣されます! - 風紀委員長スノウとの危険な協力関係
教室の窓から差し込む陽射しが、机の上のプリントを白く照らしていた。
六号は頬杖をつきながら、昨夜のことをぼんやり思い出していた。アパートの外に張られた見えない壁。薄紫色に染まった空。圏外になったスマホ。
(あれは間違いなく結界だ。魔術師の仕業に決まってる)
あの後、何度か学園の周囲を歩いてみたが、どこもかしこも見えない壁に塞がれていた。外には出られない。キサラギ本拠地との連絡も取れない。完全に閉じ込められた状態だ。
「ったく、とんだ歓迎だぜ」
六号は小さく毒づいた。
もっとも、この状況を悪いとは思っていない。むしろ、好都合ですらある。学園が封鎖されているということは、ここで起きる問題は全部この中で解決するしかない。つまり、学園の支配権を握れば、この世界のグリッドポイントを掌握できる。悪行ポイントの宝庫だ。
(問題は、どうやって支配権を握るかだ)
六号はポケットから一枚の紙を取り出した。キサラギから支給された、ミナミサカエ学園の基本情報が書かれたメモだ。
『生徒会長選挙:毎年秋に実施。全校生徒による投票。立候補には生徒会の推薦、または一定数の署名が必要』
「生徒会長か……面倒くせえな」
六号はメモをポケットに戻した。
悪の組織の戦闘員として、これまで数々の侵略作戦に参加してきた。敵の本拠地に単身乗り込み、四天王の一人から魔導石を奪ったことだってある。そんな自分が、高校の生徒会長選挙ごときで頭を悩ませるとは。
「悪行ポイントが稼げねぇ……」
六号は深いため息をついた。
月給3000悪行ポイント。約15万円。この平和な学園で、どうやって悪行を積み重ねろというのか。
(いや、待てよ。学園の支配権を握れば、ポイントは山ほど入る。それまでの辛抱だ)
六号は気を取り直し、教室を出た。
向かう先は図書館だ。
―――
ミナミサカエ学園の図書館は、校舎の二階にある。蔵書数は約三万冊。地域の学校の中でも指折りの規模を誇る、静かで落ち着いた場所だ。
放課後の図書館は、テスト前でもないのにそれなりの生徒で賑わっていた。窓際の席で参考書を広げる者、小説を読む者、こっそりスマホをいじる者。
六号は入口近くの書架の陰に立ち、あたりを見回した。
(生徒会長選挙の制度について調べるなら、ここだ)
六号は受付のカウンターに近づいた。眼鏡をかけた図書委員の女子生徒が、本の整理をしている。
「なあ、ちょっと聞きたいんだが」
「はい?」
女子生徒は顔を上げた。六号の顔を見て、ほんの少しだけ警戒したような表情を見せる。
(そりゃそうだ。見ず知らずの転校生が急に話しかけてきたんだからな)
六号は精一杯、人当たりの良さそうな笑顔を作った。
「生徒会長選挙のことが知りたいんだ。過去の選挙の資料とか、ルールが書いてある本とか、どこにある?」
「生徒会長選挙の資料ですか? それなら、郷土資料のコーナーの隣に……」
女子生徒はそう言って、書架の奥を指さした。
「あっちに、過去の選挙公報や生徒会規約がファイルされてます。ただ、貸し出しはできないので、あちらで読んでください」
「助かるぜ」
六号は礼を言って、指さされた方へ歩いた。
郷土資料のコーナーの隣。たしかに、古びたファイルがいくつか並んでいる。六号は一番手前のファイルを手に取り、近くの机に座った。
―――
ファイルの中身は、思った以上に充実していた。
過去十年分の選挙公報。立候補者の顔写真と公約。投票率の推移。当選者のその後の進路まで、細かく記録されている。
六号は一ページずつ、丁寧に目を通していった。
(なるほど。生徒会長は毎年秋に選挙で決まる。立候補には、生徒会の推薦か、五十名以上の署名が必要。当選者は学園の予算編成、行事運営、規則制定の権限を持つ)
六号は手元のメモ用紙に、重要なポイントを書き出した。
「五十名の署名か……推薦は無理だとして、署名を集めるにしても、転校したばかりの俺に誰が署名するってんだ」
六号は頭を抱えた。
(いや、待て。署名なら、金で買える。購買で菓子でも配れば、馬鹿な生徒は簡単に署名してくれるだろ)
六号は悪巧みを始めた。
「へへ……悪行ポイントの匂いがしてきたぜ」
その時、後ろの書架から話し声が聞こえた。
「ねえ、聞いた? 今年の生徒会長選、すごいことになってるらしいよ」
「え、何が?」
六号は耳をそばだてた。
「なんでも、学園の裏にいる勢力が、次の生徒会長を決めようとしてるんだって。選挙って言いながら、実は裏で全部決まってるって噂」
「それって、あのオカルト部が言ってたやつ? 学園の支配権をめぐって、異世界の勢力が争ってるって」
「そうそう。馬鹿げてるけど、でも最近、学園の周りで変なことが起きてるでしょ。空の色がおかしかったり、電波が繋がらなかったり」
「あれ、やっぱりただの天気じゃないんだ……」
女子生徒たちの声が遠ざかっていく。
六号はファイルを閉じた。
(異世界勢力の代理戦争……か)
薄紫色の空。外部との連絡遮断。あの結界は、魔術師の仕業だと思っていたが、もしや別の勢力が関わっているのか。
「面白くなってきたな」
六号の口元が、悪戯な笑みに歪んだ。
―――
翌日。
六号は早速、卑怯な手で支持を集めようと画策した。
朝のホームルームが終わると同時に、六号は印刷室に忍び込んだ。目的は、掲示板に貼るためのビラ作りだ。
「へへ……まずはライバル候補の悪評を流して、俺への支持を集めるんだ」
六号はパソコンに向かい、文章を打ち込んだ。
『生徒会長候補・○○は、裏で暴力団と繋がっている! 証拠写真あり!』
「完璧だ。これで奴の評判は地に落ちる」
六号はビラを十枚ほど印刷すると、それを上着の内側に隠して印刷室を出た。
廊下の掲示板の前に立ち、あたりを見回す。誰もいない。
(今だ)
六号がビラを掲示板に貼ろうとした瞬間、後ろから声が飛んできた。
「そこのあなた! 何をしてるの!」
「ぐえっ!?」
六号は慌ててビラを隠した。振り返ると、腕に風紀委員の腕章をつけた男子生徒が、こちらを睨んでいる。
「な、何でもない! 掲示板を見てただけだ!」
「掲示板を見てただけ? それなら、どうして印刷室から出てきたの?」
「印刷室? 何の話だ?」
「とぼけないで。印刷室から出てくるところを見たのよ。何か隠してるんじゃない?」
男子生徒が六号の上着に目をやる。六号は冷や汗をかいた。
(やばい。ビラが見つかったら終わりだ)
「隠してなんかない! じゃあな!」
六号は走ってその場を離れた。
「ちょっと! 待ちなさい!」
風紀委員の声を背に、六号は廊下を全力で走った。
(くそっ! また失敗かよ!)
―――
昼休み。
六号は今度は購買にやってきた。
(ビラがダメなら、賄賂だ。菓子を配って署名をもらうんだ)
六号は財布を取り出し、購買のカウンターに並んだ。パンやおにぎり、菓子類が所狭しと並んでいる。
「あの、すみません。このクッキー、全部ください」
「え? 全部?」
「はい。友達に配るんです」
六号はクッキーを大量に買い込み、それを両手に抱えて中庭に向かった。
中庭のベンチに座り、通りかかる生徒に声をかける。
「おい、そこの君! クッキーいらないか? タダでやるぜ!」
「え? タダ? なんで?」
「いや、ちょっと頼みがあってな。この署名、書いてくれたらクッキーをやる」
六号は署名用紙を取り出した。
「署名? 何の?」
「生徒会長選挙の立候補に必要な署名だ。名前を書くだけでいいんだ」
男子生徒は六号の顔をじろじろと見た。
「……あんた、転校生?」
「そうだ。だから、まだ友達がいなくてな。協力してくれないか?」
「いや、怪しいでしょ。タダでクッキー配って署名集めるって、絶対裏がある」
「裏なんてない! ただの善意だ!」
「善意なら、なんで署名が必要なんだよ。ますます怪しい」
男子生徒はそう言うと、足早に去っていった。
「くそ……また失敗かよ」
六号はベンチに座り込み、頭を抱えた。
(ビラもダメ。賄賂もダメ。どうすりゃいいんだ)
六号は空を見上げた。薄紫色の空が、不気味に広がっている。
(この結界のせいで、みんな警戒してるんだ。余計に怪しまれる)
「悪行ポイントが稼げねぇ……」
六号の口癖が、自然とこぼれ出た。
―――
放課後。
六号は学園の食堂にやってきた。
「ミナミサカエ食堂」と書かれた看板がかかる、学園一の人気スポットだ。名物は特製カレーパン。一個150円。昼休みには行列ができるが、放課後は比較的空いている。
六号はカウンターでカレーパンとコーヒーを注文し、窓際の席に座った。
(今日は散々だったな。ビラは失敗。賄賂も失敗。このままじゃ、生徒会長どころか、クラスに馴染むことすらできない)
六号はカレーパンをかじった。
「うまっ」
思わず声が出た。外はサクサク、中はスパイシーなカレーがたっぷり。150円でこのクオリティは、正直反則だ。
「こりゃあ、行列ができるわけだ」
六号は夢中でカレーパンを食べた。
その時、後ろから声がかかった。
「あら、あなた」
六号は振り返った。
そこに立っていたのは、水色のロングヘアをなびかせた女子生徒だった。
腰には小さな剣をぶら下げ、左胸には風紀委員長のバッジが光っている。163センチのすらりとした体。意志の強さを感じさせる、水色の瞳。
「……誰だ、あんた」
六号は警戒しながら尋ねた。
「私はスノウ。この学園の風紀委員長をしているの」
スノウはそう言って、六号の向かいの席に座った。
「風紀委員長? 俺に何の用だ」
「用がなきゃ、話しかけちゃいけないのかしら? 食堂はみんなの場所よ」
スノウは微笑んだ。
六号は内心、舌打ちをした。
(風紀委員長がわざわざ話しかけてくるなんて、ろくなことじゃない)
「それで? 本当は何の用だ」
「せっかちね。まあ、いいわ。単刀直入に言うと、あなた、この学園に何をしに来たの?」
スノウの水色の瞳が、六号を真っ直ぐに見つめる。
「は? 何の話だ」
「とぼけないで。あなた、転校生でしょ。それも、ずいぶんと怪しい転校生。制服の着こなしも、立ち振る舞いも、この学園の生徒とは思えない。おまけに、昨日から生徒会長選挙のことを調べ回ってる。何か企んでるんじゃない?」
六号はギクリとした。
(こいつ、どこまで知ってるんだ)
「企んでなんかない。ただ、生徒会長選挙に興味があっただけだ」
「興味? 転校してきたばかりのあなたが? 随分と熱心なのね」
スノウは笑みを浮かべたまま、六号の目をじっと見つめている。
「……で、何が言いたいんだ」
「私も、この学園を仕切れれば将来安泰だと思ってるの。だから、あなたに協力を持ちかけようと思って」
「協力?」
六号はスノウの顔をまじまじと見た。
「ええ。あなたが生徒会長になりたいなら、私が力になってあげる。風紀委員長としての権限を使って、あなたの選挙戦を有利に進めてあげるわ」
「……何の見返りを求めてるんだ」
「見返り? そんなの、決まってるでしょ。手柄は私のものよ。あなたが生徒会長になった暁には、その権力を私にも分けてもらう。悪くない話でしょ?」
六号はスノウの言葉を反芻した。
(こいつ、手柄を横取りする気満々じゃねえか)
だが、悪い話ではない。
六号は今、この学園で完全に孤立している。味方がいない。そこに、風紀委員長という権力者が手を差し伸べてきた。利用価値は十分にある。
「……わかった。協力してやる」
「話が早いのね。じゃあ、これからよろしく、六号」
スノウは手を差し出した。
六号はその手を握った。
(まあ、どうせ裏切る気満々だろうが、こっちも利用してやるだけだ)
―――
翌日から、六号とスノウの奇妙な共同戦線が始まった。
スノウは風紀委員長として集めた情報を六号に提供し、六号はそれを元に選挙戦の戦略を練る。
「これが、現在の生徒会長候補のリストよ。有力候補は三人。それぞれに、裏で支援してる勢力がいるわ」
風紀委員室で、スノウは資料を広げた。
「裏で支援してる勢力? 何だそれ」
「この学園、ただの高校じゃないの。裏で色々な勢力が動いてる。生徒会長の座は、それらの勢力の代理戦争の場になってるのよ」
「異世界勢力の代理戦争……ってやつか」
「あら、知ってたのね。そうよ。だから、普通の選挙戦じゃ勝てない。裏の力関係を理解して、うまく立ち回る必要があるわ」
スノウは資料を指さした。
「この三人は、それぞれ別の勢力に支援されてる。あなたが勝つには、そのどれでもない、新しい勢力を作る必要がある。つまり、私とあなたの連合よ」
「へえ。随分と物騒な学園だな」
「だから面白いんでしょ? 平和なだけの学園じゃ、私の野心も満たせないわ」
スノウは悪戯っぽく笑った。
六号は、その笑顔に背筋が冷たくなるのを感じた。
(こいつ、かなりの野心家だ。利用するつもりが、逆に利用されかねない)
だが、今はそれでいい。
「で、具体的にどうするんだ」
「まずは、学園の不正を暴くの。風紀委員長の私が言うのも変だけど、この学園にはびこる不正を暴いて、私たちの正義をアピールするのよ。そうすれば、生徒たちの支持が集まるわ」
「正義ねえ。悪の組織の戦闘員の俺が、正義をアピールするのか」
「悪の組織の戦闘員? 何の話?」
「いや、こっちの話だ」
六号は慌てて口を閉ざした。
(危ない。つい口が滑った)
スノウは怪しむような目で六号を見たが、深くは追及しなかった。
「まあ、いいわ。とにかく、学園の不正を暴くの。そのために、あなたにも動いてもらうわよ」
―――
調査は、意外なほど順調に進んだ。
スノウは風紀委員長として、校内の不正に関する情報を握っていた。
購買の売上金の横領疑惑。部活動の備品の不正調達。生徒会の決算書の改ざん。
「これ、全部本当なのか?」
「ええ。私がこっそり集めた情報よ。証拠も揃ってるわ。これを公表すれば、今の生徒会執行部は大打撃を受ける。次の選挙で、私たちが有利になるのは間違いないわ」
「こええな。風紀委員長が、自分で不正を暴くために情報を集めてるって、どういうことだよ」
「出世のためなら、何でもするの。私、スラム出身でね。のし上がるためには、手段を選んでられないのよ」
スノウはあっけらかんと言った。
六号は、この女が自分と同じ種類の人間だと確信した。
(こいつも、俺と同じで、目的のためなら手段を選ばないタイプだ。だからこそ、油断できない)
―――
その日の夕方。
六号は一人で学園の裏庭に足を運んだ。
雑木林に囲まれた、静かな場所。前回、魔導石を埋め戻した場所だ。
(あれから、魔導石の様子が気になってたんだ)
六号は茂みをかき分け、土を掘り返した。
「なんだ……これ」
魔導石が、光っていた。
前回見た時よりも、ずっと強い光を放っている。脈打つように、明滅を繰り返している。
「光が強くなってる……何かが起きてるのか」
六号は魔導石を手に取った。
瞬間、強い悪寒が全身を走った。
(前回よりも、ずっと強い。何かが、この石を呼んでいる)
六号は魔導石を土に戻し、慎重に埋め直した。
「魔導石が、何かの変化を起こしてる。この学園を覆ってる結界と、関係があるのか……」
その時、背後で足音がした。
「誰だ!」
六号は振り返った。
「私よ。何をしてるの?」
そこには、水色の髪を揺らしたスノウが立っていた。
「あんたこそ、何でここに」
「あなたが一人で裏庭に行くのが見えたから、気になって。何をしてたの?」
「別に。散歩だ」
「散歩? 雑木林の中で? 怪しいわね」
スノウは六号の顔をじっと見つめた。
「ねえ、六号。最近、学園の周りで不可解な現象が起きてるのを知ってる?」
「不可解な現象?」
「空の色がおかしくなったり、電波が繋がらなくなったり、校門の外に出られなくなったり。まるで、学園全体が何かに閉じ込められたみたいに」
スノウの表情が、真剣なものに変わった。
「あなた、何か知ってるんじゃない? この学園で、何が起きてるのか」
六号はスノウの目を見た。
(こいつに、どこまで話すべきか。魔導石のことは、まだ秘密にしておいた方がいい)
「知らねえよ。俺も、この学園に来たばかりだしな」
「……そう。まあ、いいわ。でも、気をつけて。この学園、何かがおかしいの。私の勘が、そう言ってる」
スノウはそう言って、裏庭を後にした。
六号は一人、薄紫色の空を見上げた。
(魔導石の光が強くなってる。結界も、学園を閉じ込めてる。この二つが、関係ないはずがない)
六号の胸に、不穏な予感が広がっていく。
(何かが、始まろうとしてる。それも、とんでもなく面倒くさいことが)
だが、六号の口元には、笑みが浮かんでいた。
「まあ、面倒くさいことほど、悪行ポイントのチャンスだ。どんとこいだぜ」
六号は、裏庭の魔導石に背を向け、校舎へと歩き出した。
風が吹いた。
雑木林がざわざわと揺れ、何かが六号の背中を見つめているような気配がした。
だが、六号は振り返らなかった。
悪行ポイントの匂いが、確かに、この学園に満ちていた。Noveliaとは?
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